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ニュルで3度の優勝をしたスバルの「削り出し」ミニカー!

 STIからマニア垂涎のアルミ削りだしミニカーが発売されることを皆さんはご存知だろうか。昨年、3年ぶり通算3度目のクラス優勝を果たしたSTI NBR CHALLENGEチーム。その優勝を記念して、完全受注生産となるミニカー。モデルとなったNBR CHALLENGE 2015は、VAB型へスイッチして2度目の参戦となる車両。2014モデルと比べ、徹底的に空力を追求したアグレッシブなデザインが特徴のマシンだ。WEB CARTOP

 このミニカーは無垢のアルミ材からの削り出した逸品で、製造はすでにSTIから発売中のチタン削りだしものさしを制作した入曽精密が制作。削り出し加工とは、素材の塊から刃物を使用して削り、造形していく加工法のこと。素材を溶かして流し込む鋳造法や金型で圧縮して成型する圧延加工では再現することが難しい、細かい造形や複雑な部位も精密に再現することができるそうだ。

 素材密度のむらや可塑性が低く割れが発生するおそれのある素材でも、寸法精度を保った精密加工が可能だという。また、工作機械を動かすためには加工プログラム(図面寸法データ)を作成する必要があり、このプログラムの良し悪しが完成度に大きく影響するそうだ。

STIより
STIより

 入曽精密による世界最高レベルの超微細加工技術で実車のディテールを余すことなく再現し、小さなボディに魅力の数々を凝縮させている。素材には純アルミニウムよりも強度の高いA5052アルミ合金を使用。このアルミ合金は自動車のホイールにも使われるほど丈夫で高い耐食性を備えているため、加工後も金属ならではの輝きを長期間保つことができるのが特徴だ。

 ミニカーのディテールは写真だけでなく、実車からの測定も使用することで忠実に再現されているほか、なんとタイヤ、ホイールが脱着可能となっているところにも注目したい。タイヤとホイールを外すと、ブレーキローターとブレンボブレーキキャリパーが再現されているほか、ローターのスリット加工までも再現されているのには驚きだ。

 車体裏面には車両スペックと優勝記念メッセージ、シリアルナンバーが打刻される。このミニカー、2016年1月25日(月)午前10時~2月15日(月)午前10時までの受付で、限定数は100。価格はなんと21万6000円となっている。

 SUBARUマニアの筆者でも、おいそれと手の出ない代物だがS207オーナーなどの選ばれた人がきっと手にすることのできるアイテムといえるだろう。

マニアなら抑えた削り出しミニカー!


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