庶民に新車でクルマを買うという夢を叶えたモデルも!
クルマが売れまくったマイカー時代を始め、つい最近までマイカーを持つのが当たり前だった時代。売れまくったヒットグルマはたくさんあったが、今回はトヨタ編、日産編に続いて、ホンダ編を見てみよう。
1) N360
マイカー時代到来といっても、1960年代から1970年代にかけては新車を買うなんて夢のまた夢だった。庶民は中古を月賦で買うしかなく、軽自動車も人気だった。そのなかで、ライバルも安い衝撃価格で登場したのがN360で、後継車となるライフ、そして派生のZなど、よく見かけた。ただ、本田宗一郎自身が「軽自動車には耐久性は不要」という考え方だっただけに、ときが経つと見かける台数も少なくなっていった。
2)初代シビック
今で言うところのコンパクトカーブームだろうか。欧州発のFF2ボックスブームが日本にも到来。そこで出てきたのが初代シビックで、マイカー需要と相まってヒットした。友達の家のクルマはシビックというパターンも多かった。
3)初代シティ
デザインはもちろん、マッドネスを使ったCMなどインパクトは超大だっただけにヒット。若者の足としても大人気だった。2代目となると人気は降下してしまったのは残念だが、ホンダの特徴として人気尻すぼみというのもあるような気がする。
4)ステップバン
こちらもライフファミリーだが、サーファーに大人気だった。丘サーファーにも愛され、局地的ながら、行くところに行くとよく見たものだ。あとは酒屋さんが使っているのも多かった。