スポーティイメージをオレンジの差し色で演出する
電化とアウトドアは、近頃の三菱のイメージといえる。そんな三菱がオートサロンに出展したのは、アウトランダーをベースにしながら、アウトドア派にとって魅力的な道具感覚を強調したカスタマイズモデルだ。三菱がオートサロンに出展したOUTDOOR GEAR Conceptは、文字通りアウトドアレジャーを楽しむクルマとして仕上げられている。アウトランダーPHEVは、高度なプラグインハイブリッドシステムを搭載したモデルながら、三菱車らしくオフロード走行も許容するパフォーマンスを有している。アウトドア、ギアという言葉をネーミングに関するにはうってつけのベース車なのだ。カスタムメニューは、スタイリッシュな雰囲気を強調しながら、アウトドアユースに似合う道具感を表現したものとしている。
ボディカラーは艶消しのパールホワイトとし、前後バンパー、サイドガーニッシュ、フォグランプベゼル、アルミホイールリムといったSUVらしさを表現している部分にオレンジを挿し色として配色している。このオレンジは、スポーツ用品(スニーカーなど)からインスパイアされたもの。エクステリアパーツだけでなく、ホイール、さらにはシートの縁もオレンジ色をあしらってトータルでコーディネイトすることで、クルマ全体がスポーティな雰囲気に演出されている。
画像はこちら 足もとには15フィンスポークタイプのアルミホイールに20インチタイヤを装着。ルーフ部分には自転車などを載せられるルーフキャリアを装備するとともに、テールゲートスポイラーも備わる。これもアクティブかつスタイリッシュなイメージを構築するのにひと役かっている。
同時に出展されたデリカD:5ととともに、アウトドアテイストを演出するカスタムとして、とても参考になる仕上がりとなっていた。
三菱自動車公式ホームページ
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