ハッチバックとセダンで外観の共通点はボンネットのみ!
11月28日に開催されたロサンゼルスオートショーの前夜祭にて、マツダは新型Mazda3(日本名:アクセラ)を発表。現行モデルと同様にセダンとハッチバックがラインアップされ、2019年初頭に北米、3月までに日本でも発売する予定だ。
前夜祭に出席したマツダ代表取締役社長兼CEOの丸本 明氏は「新型Mazda3から新世代商品がスタートします。新世代プラットフォームやエンジンを採用し、走る歓びと所有する楽しさを両立しました」と語った。
注目すべきは新世代のプラットフォーム「スカイアクティブアーキテクチャー」や、既存の1.5Lと2Lガソリンエンジン、1.8Lディーゼルエンジンに加えて、ガソリンとディーゼルエンジン、さらにはモーターの力も利用する、まさに“いいとこ取り”をした「スカイアクティブX」が搭載されることだ。
本モデル開発主査は長年営業を担当していた変わった出自の別府耕太氏だ。新型Mazda3は別府氏ならではの手法で、エクステリアのデザインを固めていったという。
というのは、既存ユーザーに直接話を伺ったところ、新型に求めているのは、ハッチバックが「エモーショナル」、セダンは「エレガントさ」という結論がでたという。それを元に両車をデザインしていったそうだ。それぞれで部品の共有を図っているのは、ボンネットのみという気合の入れようだ。
インパネにおいては、新デザインのステアリングやシートを採用。また、重低音がしっかりと全乗員に響き渡るようスピーカーのレイアウトを一新。通常ドアに装着するスピーカーをAピラーの付け根に設置するなど、徹底した見直しが行われている。