これまでは日産スカイラインGT-Rを中心にモデル化されてきた。9月下旬に受注開始となる第5弾は、ついに現行GT-RであるR35をモチーフとした「NISSAN GT-R NISMO Master’s」が登場。モデル化されたのは歴代GT-R最速モデルかつ、最強エンジンを搭載する「GT-R NISMO N Attack Package 2017年モデル」。このマシンは世界の量産スポーツモデルと肩を並べるR35のトップモデルであるGT−R NISMOをベースに、世界一過酷なテストフィールドと呼ばれるドイツの「ニュルブルクリンクサーキット(旧コース)」で量産車最速タイムを狙うため、専用オプションによって骨格を含めてビルドアップが施されたGT−Rだ。そして、2013年9月30日には公約通り、当時の同コースにおける量産車による世界最速タイムを見事達成した。
Make Upが手掛ける車体スケールモデルは純レーシングカー同等のフロントスポイラー、後端が跳ね上がるフロントフェンダー、高くそびえ立つカーボン製リヤウイングなどN Attack Pacageの特徴的なディテールを忠実にモデル化。成型はプロポーションの再現性に優れるレジンキャスト(樹脂)とすることで、細部まで実車が持つオーラまでも表現。妥協を許さない作り込みはまさに世界レベルのクオリティである。