専用エンジンを投入した弾丸ヴィッツ! 昨年秋に発表されたGRシリーズは、一気に11台のスポーツカーを発表した。そのブランド展開は、GRMNを頂点に、量産型スポーツモデルとしてGR、もう少しライトなモデルとしてGRスポーツをラインアップしている。
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大きな概念としては、GRMNは台数限定生産で、エンジンまで手を加えている究極のスポーツカー。GRは、駆動系やボディ&シャシーなどには手を加えているが、エンジンはノーマル。GRスポーツは、ボディやシャシーのみに手を加え、スポーツテイストを演出するというものになっている。
そして、150台限定のVitz GRMNが4月9日(月)から申し込みをスタートさせた。大きな特徴としては、GRMN専用にチューニングされた1.8リッター直4エンジン(2ZR-FE)にスーパーチャージャーを搭載した専用ユニットを搭載している。最高出力156kW(212馬力)/6800rpm、最大トルク250N・m(25.5kgf-m)/4800rpmを誇るパワーユニットになっている。
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その他、SACHS Performanceアブソーバーや、徹底してチューニングされたトルセンLSD、適度に剛性が高められたボディなど、クルマ全体に妥協を許さないスペシャルなチューニングが施されているのだ。
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また、オプションパーツにもスペシャルなアイテムが用意されている。モータースポーツを楽しむユーザーのために生まれた専用ナビゲーション(ヴィッツGRMN専用T-Connectナビ 15万2,000円[単体]、TOYOTA GAZOO Racing Recorder付 24万4,000円)は、高精度なナビ機能のほかに、車両CAN情報を受信することで、本格的なサーキット走行やラリー走行をサポートする多彩な機能を実現する。
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GRのロゴが現れるオープニング画面とともに立ち上がり、スポーツ機能としては、3連メーターやラップタイムデータ、ラリータイマーなどを装備する。
3連メーターについては、車速や回転数のほかに、水温や油温、過給圧、バッテリー電圧なども表示が可能。Gモニターやアクセル開度、ブレーキ操作量、ステアリング舵角も表示させることができるので、ドライビングテクニック向上にも役に立つだろう。
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ラップタイムデータは、国内の主要なサーキットが収録されており、TOYOTA GAZOO Racing Recorderと併用することで、データロガーのような使い方をすることができる。ラリータイマーは、リエゾン区間やSSコースでのタイム計測ができ、モータースポーツを楽しむことができる工夫がなされている。
150台限定のVitz GRMN専用のスペシャルなナビなので、もしクルマを手にすることができたなら、ぜひとも搭載していただきたい。
■申し込み〜制約までの流れ このヴィッツGRMNの商談を希望する人は、2018年4月9日以降に全国のGR Garage店舗、もしくはヴィッツGRMN専用サイトにて申し込みをする必要がある。応募多数の場合は、後日抽選の上、「商談権獲得」もしくは「キャンセル待ち登録」の連絡がくる。「商談権獲得」の連絡が来れば、購入することができるが、「キャンセル待ち登録」の連絡が来た場合は……かなり購入の門戸は狭まるだろう。発売予定日は、2018年6月1日(金)だ。
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1:商談申し込み4月9日(月)〜5月13日(日)23:59(予定) ヴィッツGRMN専用サイト http://toyotagazooracing.com/pages/grmn/vitz/
もしくは、GR Garage店頭にて商談申し込みを行う。
2:抽選 5月21日(予定)
150名(予定)
※販売台数は生産状況などに応じて、数台程度増減する場合がある。
3:商談権獲得 GR Garageより商談権獲得の方に連絡が入る。このときに、キャンセル待ち登録の連絡が来た場合は、抽選により151番以降の番号が付与される
4:商談 申込み時に選択したGR Garageでの商談を行う
5:成約・納車 成約後は、GR Garageを通じて納車される
すでにWEB CARTOPではヴィッツGRMNの公道試乗記 をお届けしており、その完成度は驚くばかり。間違いなく購入して損はないクルマといえる。
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