愛犬家が好む自動車メーカーを紹介!
2011年から毎年開催されている日本最大級のペットイベント「インターペット2018」が東京・東京ビッグサイトで4月1日(日)まで開催されている。自動車メーカーも出展しており、各社ブースの見所をリポートしよう。
・ボルボ・カー・ジャパン
ボルボは「XC60」と「XC90」の2台のほか、にグッズなどを展示する。ペットに対してもセーフティなボルボは、本社がデザインしたスチールパイプ製の「ドッグゲート」をXC90に装備。リヤゲートを開けたときに、ペットが飛び出してくるのを防ぐことができる。
ペットに対してもセーフティと書いたが、具体的にどのようなことをしているのかと疑問に思うかもしれない。じつはチャイルドシートを装着した状態でクラッシュテストを行い、乗っている子供への負担などを減らすために繰り返しテストを行っている。そのテストがこちらのドッグゲートでも行われているというのだから、ボルボがペットに対しても安全で快適な移動を提供してくれることがわかる。
XC40には、ラゲッジにプロテクトマットが置かれていたが、こちらはリヤシートに置くとわんちゃんが乗れるようになっている。ほかにもリヤシート用BOXタイプ・ペットカバーなどが登場している。
・メルセデス・ベンツ
全長5150mmのロングボディを活かした、メルセデス・ベンツV220dアバンギャルド・ロングを展示。通常は7人乗りとなるVクラスの後部座席を取り払い、家族が3~4人がゆったりとできる空間を確保。また、新しいペットカートをブース内に展示し、ペットと旅行に出かける提案を行っていた。
・ホンダアクセス
「フリード モデューロX」と「ステップワゴン スパーダ」にペット用品を装着した2台を展示。ユーザーの声を聞いて展開しているホンダドッグ(ペット用アクセサリー) は、昨年は「青」を基調にしたアイテムを展示していた。その後のアンケート結果ではグレーがいいという声が多く、今回はその結果を反映した参考出品を行っている。
実際に作ってみるとシート柄と馴染み、ホンダアクセスのスタッフも「最初は地味かと思いましたが、実物を見て良いと思いました」と語る。また過去にはワゴン車用のペット用品も多かったが、SUVの普及により昨今は減ってきているところに目を付け、ワゴン用ペットシートを参考出展。注目すべき点は、床だけではなくサイドも覆ったことで毛も付かず、傷も付かないメリットがあること。これらの特徴は、ユーザーから得た意見を元に製作している。
また、ホンダ車オーナーが見逃せないのはキーカバーとシフトカバーだ。これまでNシリーズ(N-ONE、N-BOX)にしか展開されていなかったシフトカバーは、フリードやステップワゴン、オデッセイ用を参考出品。肉球が何ともいえない心をくすぐるデザインとなっている。
さらにユーザーからは「犬ばかりで猫柄もないの?」という声があり、今回ネコをイメージしたキーカバーのサンプルを展示している。ネコ好きをくすぐるポイントとしては、表側が「さばとら柄」と「ちゃとら柄」だが、ひっくり返すと白一色。その理由を訪ねると「背中は柄模様でおなかは白! という、ネコらしさを表現しました」「また、犬と違うのは肉球の形状はもちろんですが、触るとプニプニするところです」と細部までこだわる。反響によって商品を検討するというので、ぜひともオーナーは何かしらの反応をしていただきたい。
1日居ても時間が足りないという声が多い「インターペット」の入場料は2000円となっている。