ファンと触れ合えるイベントも盛り沢山!
SUBARUと同社のモータースポーツ統括会社であるSTIは、3月11日に恵比寿にあるSUBARU本社ショールームにて、「SUBARU 2018 モータースポーツファンミーティング」を開催した。
このイベントは、SUBARU車が参戦するスーパーGT、ニュルブルクリンク24時間耐久レース、全日本ラリー、86/BRZ Raceのドライバーや監督と、ファンが間近に交流できるというもの。会場には実際にレースに参戦するマシンが展示され、多くのファンが熱い視線を送っていた。
今シーズンのモータースポーツ体制は、スーパーGTは総監督にSTIのプロジェクトゼネラルマネージャーである渋谷 真氏が就任。ドライバーはこれまで同様に井口卓人選手と山内英輝選手の2名体制に変更はなし。ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、監督を辰己英治氏が務め、ドライバーは昨年同様のカルロ・ヴァンダム選手、ティム・シュリック選手、山内英輝選手という磐石の布陣に加え、新たにスーパーGTでもBRZを駆る井口卓人選手を迎えた4人で挑む。
また、全日本ラリー選手権で活躍する新井敏弘選手、勝田範彦選手、鎌田卓麻選手、86/BRZ Raceで活躍する久保凛太朗選手と池島実紅選手も登場。ドライバートークセッションでは、昨年の反省点や今シーズンに懸ける意気込みを話したほか、ここでしか聞けないトークを繰り広げ、会場を賑わせていた。
SUBARUのウェブコミュニティであるスバコミからは、昨年よりスタートした#スバコミ「SUBARUモータースポーツ応援プロジェクト2018」を発表。これは、#スバコミメンバーとともにSUBARUのモータースポーツ活動を応援していくプロジェクトで、多くのファンが楽しめるコンテンツを提供していく企画だ。
昨年は、スーパーGT(富士、鈴鹿、もてぎ)と、全日本ラリー(唐津、嬬恋、北海道)、86/BRZ Race(オートポリス、菅生)の各会場にて、ファンの方々に応援フラッグへ応援メッセージを書き込んでもらい、チームへ届けている。ニュルブルクリンク24時間耐久レースには、事前応募した応援コメントをフラッグにプリントし、実際に現地へ届けるなどの活動実績がある。会場には昨年の応援フラッグの実物が持ち込まれ、選手たちが嬉しそうにメッセージを読み返しているシーンもあった。
2018年の応援プロジェクトでは、現地での応援メッセージの募集を引き続き行うとともに、オンライン上からの応援も受け付ける予定とのこと。専用の特設ページなどを設置し、現地へ足を運べないファンの人にも応援できる機会が設けられるそうだ。
また、このプロジェクトを引っ張っていくリーダー的存在である「応援プロジェクトマネージャー」にスバリストライターでおなじみの井元貴幸氏が就任したことが発表された。昨年は応援プロジェクトリーダーであったが、今年はマネージャーということで昇格。「今年はウェブサイトでも応援できる環境が整い、遠方のファンの方や、どうしても会場に行けない方にも、レースやラリーを楽しんでいただけるようになりましたので、皆さんのアツい応援メッセージを選手やチームにより多く届けられたらなと思っております」と意気込みを語ってくれた。
さらに応援活動の一環として、#スバコミ公式キャラクター「SUBARU BEARDOG」の新デザインステッカーを、ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦車両などへ貼り付けられた。
イベントではこのほか、監督やドライバーの鍛えられた集中力/動体視力/反射神経を使って、ファンとともにチャレンジするゲームも用意され、憧れの選手と交流できるとあって、大きな盛り上がりを見せた。また、監督やドライバーの愛用品やサイン入りグッズなど、豪華なプレゼントがもらえる大抽選会も行われ、ファンにはたまらないプレゼントの数々で、大人から子どもまで参加者全員が楽しめる内容であった。
そして、2018 SUBARU BRZ GT GALS「BREEZE」の新コスチュームも初披露された。メンバーは、宮本あかりさん、野田桃加さん、沢すみれさん、綾瀬まおさんの4人。今後の彼女たちの活動からも目が離せない。
イベントの最後には、来場者全員と監督、ドライバーとの握手会が行われ、今シーズンを勝ち抜くための、選手たちの頑張る力の源になったに違いないだろう。