より先進的なエクステリアを手に入れた新型BMW i3が登場

新デザインのバンパーとクローム調で上質感を高めた

 BMWは、航続距離約400kmを実現した電気自動車「BMW i3」のニューモデルを発売した。量産車として初となるCFRP(カーボン・ファイバー強化樹脂)を基本骨格に採用し、徹底的な軽量化を施している。2016年からは大容量バッテリーを搭載、航続距離390kmを実現している。

 今回の主な変更点はエクステリアだ。フロントには横長のLEDウインカーと、ワイドな印象を与える新しいフロントバンパーを採用し、LEDヘッドライトを全モデルに標準装備としている。

 リヤは、新デザインバンパーに両端まで伸びる直線のマット・クロムの加飾を施し、フロント同様ワイドさを強調した装いとしている。

 サイドは、シルバーの加飾がフロントピラーからルーフにかけて滑らかな曲線を描いており、先進的かつモダンなビジュアルに仕上げた。

 インテリアには、ダークな色合いのアラガツ・グレーのシートや、ステアリングに施したブルーのアクセントがクールで洗練されたイメージを持たせる「ATELIER(アトリエ)」。インテリア・トリムに自然のままの風合いを生かしたユーカリ材を使用し、モダンでナチュラルな室内を演出した「LODGE(ロッジ)」。オリーブの葉の抽出液でなめし加工を施した手触りの良いレザーをシートなどに採用した上質で高級感のある「SUITE(スイート)」の3つのデザイン・パッケージを設定している。

 さらに、新車登録から8年間の走行距離が10万km以内なら、必要に応じたバッテリー修理を無償で受けられる。そのほか、3年間は主要項目のメンテナンスなどを無償提供する「BMW iサービス・インクルーシブ」を全車標準装備し、長く乗り続けたいオーナーも安心できるサービスが充実している。

 メーカー希望小売価格(税込)は下記の通り。

・アトリエ 538万円(587万円)
・ロッジ  580万円(629万円)
・スイート 595万円(644万円)
※( )内はレンジ・エクステンダー装備車の価格
※日本仕様は右ハンドルのみ


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