商用車にも最新の安全を! ダイハツ・ハイゼットがスマアシⅢを装備

擦りやすいコーナーピースは1個2600円で発売

ダイハツは軽商用車「ハイゼットカーゴ」、軽乗用車「アトレーワゴン」をマイナーチェンジ。衝突回避支援システム「スマートアシスト」を装備して発売した。今回のマイナーチェンジでボディデザインがよりシャープになり、台形グリルを採用した。ダイハツハイゼット

フロントバンパー横にあるコーナーピースは、縁石などで擦りやすい箇所。従来モデルはボディ同色だったためキズが目立ちやすかったが、マイナーチェンジにより別部品となったため交換可能になった。しかも1個2600円というプライスで修理費用を抑えられるのもうれしい。また軽キャブバン初のLEDヘッドライトを採用し、夜間も視界性がよく安全に走行することができる。

インテリアは収納ボックスを増加して使い勝手と質感を向上した。これまで収納ボックスのコンセプトは「しまう収納」としてきたが、新型では「使う収納」とし、上から物を置けるように工夫されている。また、サンバイザー上にオーバーヘッドシェルフを採用し、ティッシュBOXなどを入れることができる。運転中に手を伸ばして取り出せることから多くの人からニーズがあるという。

安全面はタントやミライースに搭載している「スマートアシストⅢ」を軽商用車に初めて採用。歩行者を認知して事故の回避など軽減してくれるため、ビジネスユースの強い味方となるだろう。また車線逸脱警報機能、誤発進抑制制御(前・後方)、先行車発進のお知らせ、オートハイビームのほかに、付加機能としてバック駐車をサポートするコーナーセンサーも標準装備されている。

また軽乗用車のアトレーワゴンも、ハイゼットカーゴ同様にスマートアシストⅢを標準装備。こちらはメッキパーツを使用し、とくにフロントは重厚感も演出している。

室内もハイゼットカーゴ同様にしながら、プレミアムシャインブラックで高級感を演出している。またエクステリアの高級感に見合うファブリックシートを採用。さらにエンジンをかけると自発光式メーター点灯し、オーナーを出迎えてくれるような演出も。

もちろん、これまで同様に福祉車両もラインアップされる。展示車両はアトレー スローパー(リヤゲートから収納可能)、アトレーリヤシートリフト、ハイゼット スローパーを設定している。またダイハツオリジナルの特装車両はデッキバン(展示車両)、カーゴ 2シーター、ブラインドバン、標準ルーフ、冷蔵車の5台だ。

オプションはナビと連動するドライブレコーダーと衝突警報装備を設定。さらにUSBチャージャー、AC100V電源、インパネトレイ、シートマルチバックなど新アイテムを多数設定し、まさに働く人を応援する1台となっている。


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