車両レンタルも可能なスクールを利用する
古くはサーキットの狼から、イニシャルD、映画ワイルドスピードシリーズ、そしてD1グランプリ、WRCのラリーや、ケン・ブロックのパフォーマンスなどを見て、ドリフトに憧れる人もいるだろう。自分もドリフトをやってみたい、と思ったらどのようなステップを踏めばいいか。
かつては夜な夜な埠頭や、河川敷、山奥の駐車場や、峠道などで、腕を磨くツワモノもいたが、自己流ではリスクもあるし、上達も遅い。なにより非合法な練習場所&練習方法はやめるべきだ……。
幸いなことに、現在は初心者のためのドリフトスクールがいくつかあるので、これらを利用するのが一番だ。
たとえば、ドリフトのメッカとして知られる、エビスサーキットのドリフトスクール。2時間/1人 6,000円 (スポーツ走行料金別途)~、ドリフト未経験者でもレッスンが受けられる。
また、ドリフト用のクルマ、タイヤ、ガソリン代までパックになった、「完全ドリフトレッスンパック」(半日/1人60,000円、1日/1人120,000円)といったメニューもある。
関東では、D1ドライバーのチューナー、ヤシオファクトリーの岡村和義氏が、「岡村義塾」という初心者向きのドリフト練習会を定期的に開催。また、南千葉サーキットでも、毎週金曜日、ドリフト体験レッスンを実施。
こちらもドリフト用のレンタルレッスン車を借りることもできる。その他、各地のジムカーナ場などで、練習会などが開催されることもあるし、仲間がいれば、一緒にジムカーナ場などを貸し切って、練習するのも可。ジムカーナの練習会などに出て、サイドターンなどからマスターしてみるのもいいだろう。
こうした環境が整いつつあることを考えると、若い人だけでなく、けっこう年配になってから、ドリフトをはじめるのも、カッコいいかもしれない……。