日産が中国電動車市場で巻き返すために用意したのはピックアップトラック! 上海モーターショーで「Frontier Pro」を初お披露目 (1/2ページ)

この記事をまとめると

日産は新型PHV「Frontier Pro」とEV「N7」を上海モーターショーで発表した

■「Frontier Pro」は本格オフロード走行も可能なPHVピックアップだ

■「N7」は未来的デザインが個性的なEVセダンだ

上海で登場したピックアップとセダンの新型EV

 日産は上海モーターショー2025において、中国で2027年までに発売予定の新エネルギー車(NEV)のラインアップのなかから2モデルを公開した。

 プラグインハイブリットを搭載した「Frontier Pro」は、日産初のPHVピックアップ。ターボチャージャー付き1.5リッター4気筒エンジンとEVモーターを組み合わせ、300kW以上の出力と最大トルク800N・mを発生。EV走行での最大航続距離は165kmとなる。

 5リンクリヤサスペンションとインテリジェント・オールホイール・ドライブ(AWD)、そして電動メカニカルデフロックを採用し、ファミリー層向けのコンセプトながら高いオフロード性能を実現しているのも特徴だ。

 広い室内空間にはパノラマルーフが標準搭載され、シートヒーター(フロントのみ)やグレードによってはマッサージ機能といった充実した快適装備も設定されている。

「Frontier Pro」は中国市場向けに2025年後半の導入を予定。将来的には輸出も考慮されている。


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