この記事をまとめると
■フォグライト追加でホンダN-BOXカスタム コーディネートスタイルが精悍な面構えになった
■N-BOXカスタム ターボではフォグライトをオプションに設定
■N-BOXの「ファッションスタイル」に上品な2トーンの新色が登場
王者N-BOXにLEDフォグ&新色2トーンモデルが登場
ここ数年、日本一売れているクルマといえばホンダN-BOXシリーズであることに異論を挟む人はいないだろう。そんなN-BOXシリーズが、一部改良を実施。細部に磨きをかけたモデルとなった。
N-BOXカスタム コーディネートスタイルのフロントスタイル画像はこちら
2025年4月18日に発売される今回のモデルは、「N-BOXカスタム」の一部タイプにLEDフォグライトや新たに2トーンカラーを追加した、いわば“ちょい進化版”。それぞれデザインと装備にこだわった小変更が行われている。
LEDフォグでフロントフェイスが“キリッ”と引き締まる
まず、「N-BOXカスタム コーディネートスタイル」にLEDフォグライト&フォグライトガーニッシュが追加された。ダーククロームメッキ仕上げを採用し、柔らかな印象だったフロントマスクにシャープさが加わっている。
N-BOXカスタム コーディネートスタイルのLEDフォグライト&フォグライトガーニッシュ画像はこちら
さらに、「N-BOXカスタム ターボ」では、クロームメッキ仕様の同パーツをメーカーオプションで設定。ユーザーの好みに応じた選択肢が広がっており、カスタマイズ好きにも刺さる仕様だ。
ファッションスタイルに“映える”2トーンの新色を追加
N-BOXファッションスタイルのサイドスタイル画像はこちら
「N-BOXファッションスタイル」には、「プレミアムディープモカ・パール」カラーのルーフ&ドアミラーを採用した2トーンカラーが新登場。落ち着いたカラーリングで、洗練された印象に仕上がっている。
なぜN-BOXはここまで売れるのか?
あらためて振り返っておきたいのが、N-BOXのとんでもない人気ぶりである。その理由は、広くてフラットな室内空間、そして視界の良さがもたらす開放感にある。運転しやすく、同乗者も快適。さらに、先進安全装備「Honda SENSING」を全車に標準装備し、力強い走りと低燃費を両立するパワートレインも魅力だ。このような実用性と安心感、そして走る楽しさまで詰め込んだバランスのよさこそが、N-BOXが“選ばれ続ける理由”だと言える。
今回の一部改良により、N-BOXの価格は173万9100〜203万1700円、N-BOXカスタムの価格は192万3900円〜236万2800円となった。
2024年には年間販売台数20万6272台を記録し、登録車を含む新車販売台数で第1位を獲得(全国軽自動車協会連合会および自販連調べ)しているN-BOX。軽自動車部門では10年連続のトップという、まさに無敵の存在であり続けている。