いまタクシードライバーは「年収1000万円も夢じゃない」で続々運転士が増えているのは大都市だけ! 地方はなり手不足で悲惨な事態になっていた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■タクシー運転士はかつて3K(きつい・危険・稼げない)仕事であった

■最近はアプリやカーナビが普及し稼げる時代になってきた

■地方では逆にドライバーや後継者不足により廃業が加速している

首都圏だけタクシードライバーが増えつつある

 いまにはじまったことではないのが、全国的にまん延しているタクシー運転士の不足。

 20年ぐらい前から普通二種免許取得費用の会社負担、そしてその間の日当支給など待遇面の改善を進めてきているが、タクシー業界への新規参入自由化のころの競争激化からか、タクシーの関連する交通事故の増加や、稼働台数が増えたことによる台当たり収益の減少などもあり、世間ではすっかり3K(きつい・危険・稼げない)仕事のイメージが定着されてしまい、本人がタクシー運転士を志そうとしても、家族に反対されてしまうまで、そのイメージが低下してしまった。

 そのなか東京23区及び武蔵野・三鷹市営業圏は稼げるエリアとして、北関東在住のひとなども電車で通勤して、わざわざ運転士をやっていることも多い。埼玉県さいたま市の大宮地域など、東京周辺の大きなターミナル駅に地方からやってきて運転士を志すひとも目立った。そのようなひとからは東京は少々敷居が高い(自信がない)という声も聞かれた。

 いままで東京のタクシー事業者のなかには、寮を完備し地方でタクシー運転士をやっていたひとを大量リクルートしてくるところも目立った。ただし、このような採用を行うと運転士の人数自体は一定数を満たすことができるのだが、地理不案内(東京に縁もゆかりもない運転士も多く、当時は地理試験もあったが、それに合格したからといって完璧ではなかった)などで、たちまち多くのクレームが寄せられるといったような状態になっていたのだ。

 東京23区及び武蔵野・三鷹市という営業圏は世界的にもその規模が大きく、隣接県へお客を運ぶことが多いことも考えれば、事前に多少の土地勘がないとなかなかタクシー運転士としては、思うように稼ぐことができなかったのである。

 当時すでにカーナビを装着する事業者も多かったのだが、「プロのくせにカーナビを使うのか」などと乗客からのクレームを招くこともあり、積極的に活用しているという状況ではなかったのが実情だ(カーナビを使って目的地へ行ってくれという利用者もいたが……)。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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