ベストな空気圧の可視化でタイヤ性能を最大限発揮!
久しぶりにDK86を袖ヶ浦フォレストレースウェイへともち込んだ今回の目的は、「エアセーフ」という車内でタイヤの空気圧が確認できる便利グッズのテスト。実際に試してみたので参考にしてほしい。
というわけで、「エアセーフ」。運転席でタイヤの空気圧と温度を確認できるって、スーパーGTみたいだね。いままではピットアウトして、1~2周タイヤを温めて、空気圧はこれくらいになったかな、っていう感覚でタイムアタックに入ってたけど、これがあれば手もとで正確な数字がわかるからラク。
DK86に装着した「エアセーフ」画像はこちら
今回、走り出しは4輪ともだいたい170kPa。これがどれくらい走るとどう変化するか、さっそく試してみよう。
ちなみに、タイヤの熱の入れ方もドライバーによってさまざまで、ウィービングする人もいるし、オレみたいにフル加速・フルブレーキングを1周のうちに何回やればこれくらい上がるだろう、っていうやり方もある。それは好み次第だけど、最後の判断は勘だった。このエアセーフがあれば、実際にどれくらいの操作で空気圧がどの程度上がるのか正確に把握できるから、いいよね。
1周してフロントが178kPa、リヤが176kPa。2周目に入って4輪とも180kPa前後に来たけど、もう1周くらいかな。こうやって、目に見えるとわかりやすい。
DK86の走行シーン画像はこちら
それにしても71RS、やっぱりグリップするなぁ。タイヤの剛性も高いし、ホイールが鍛造っていうのもあって、ステアリングフィールはシャープになった。
ほぼ2周で、190kPa前後に。そろそろアタックしようか。おっ! ベストコンディションの71RS、めっちゃグリップするじゃん! これなら、STでぜんぜんイケちゃうな。
アタック終えてフロントが198kPa、リヤが192kPa。いい感じだね。それがリアルタイムの数字で確認できるエアセーフ、便利だよ。これはあったほうがいい! 勘頼みでなくなるから、ミスなくベストなタイムアタックができるし、空気圧が高すぎたりしたら、ピットに入る目安にもなるしね。なにより、エアチェックをする手間と時間が省けるから、そのぶん余計に周回できる。クロハチだけじゃなく、サーキットを走るほかのクルマにも付けたいな。
タイヤ空気圧モニタリングシステムの「エアセーフ」画像はこちら
さて、ラップタイムを発表しようか。ミシュランはエアセーフなしだったから、空気圧は勘で判断して
のアタックだったけど、1分16秒5。71RSは1分14秒1!
この差はグリップ性能もあるけど、ベストな空気圧になったのを確認して、自信をもってアタックできたっていうのも大きいよ。タイヤ選びも大事だけど、その性能を存分に発揮するためには、ぜひともエアセーフの装着を。これはおすすめしたいね。
AirSafe AS-4SV
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スナップインバルブ(ゴムバルブ)のため汎用性に優れている。4輪普通車用のスチールホイール、アルミホイールどちらにも対応する。ゴム製なので、モータースポーツ競技などで破損の恐れが少ないモデルになる。価格4万9500円(スチールホイール、アルミホイール兼用)
AirSafe AS-4CV
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クランプインバルブ(アルミバルブ)で、スタイリッシュに見える。4輪普通乗用車用の15インチ以上のアルミホイールに対応する。とても自然な見た目となる。ゴムバルブが31グラム(1個)なのに、アルミバルブは27グラム(1個)と軽量。価格5万4450円(15インチ以上のアルミホイール専用)
●問い合わせ:ファイブゲート https://airsafe.jp/