この記事をまとめると
■スーパー耐久シリーズ第3戦「富士24時間レース」が5月30日〜6月1日に開催
■国内唯一の24時間耐久レースで新技術開発の場としても注目されている
■キャンプしながらの観戦やDJイベントにグルメなど楽しみが盛りだくさんだ
注目集まる国内唯一の24時間耐久レース
2025年5月30日(金)〜6月1日(日)の3日間、ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 第3戦「NAPAC 富士24時間レース」が富士スピードウェイにて開催される。
スーパー耐久シリーズとは、市販車をベースとした日本発祥の長距離耐久レースだ。コンパクトカーからスーパーカーまで揃ったバリエーション豊かな参戦車両は9クラスに分けられ、最速クラスのST-XクラスにはGT3車両が参戦。速さだけでなく、タイヤ交換や燃料補給の効率も勝敗を左右する戦略面にも注目が集まるレースでもある。
スーパー耐久 ST-Xクラスに出場するGT3マシン画像はこちら
また、ST-Qクラスには市販されていない開発車両が参戦し、カーボンニュートラル技術の実証の場にもなっている。トヨタは2021年に水素エンジン車で参戦し、マツダ、スバル、日産など各メーカーがこぞって新技術を投入。技術革新の場としても世界的に注目される大会へと発展している。
スーパー耐久 ST-Qクラスに出場する水素エンジンを搭載したGRカローラ画像はこちら
そのなかでも「富士24時間レース」は、2018年に50年ぶりに復活し、国内唯一の24時間レースとして開催されている注目の1戦だ。予選は5月30日(金)に行われ、決勝は5月31日(土)にスタート、翌6月1日(日)にゴールする。24時間にわたる決勝レースでは、昼間の激しい競り合いに加え、普段見ることのできない夜間走行の幻想的な光景や、打ち上げ花火も楽しむことができる。
夜間走行するレースカーと打ち上げ花火画像はこちら
また、この富士24時間レースだけの特色として、開催中の3日間、キャンプや車中泊でレース観戦を楽しめることも挙げられる。指定エリア外の芝生スペースにもテントを設営可能で、晴天時には富士山を眺めながらキャンプやBBQができる。コースの近くにテントを張れば、レーシングカーの走行を間近で観戦することも可能だ。
そのほかにもDJイベントやグルメ屋台など、レース以外にも多彩なコンテンツが用意される。
富士24時間レースで用意されるアクティビティ画像はこちら
前売自由観戦券、パドックパスといった主要チケットは3月6日(木)から販売となっているので、気になっているユーザーはぜひとも早めに入手されたい。ピットウォークやキャンプエリアといった一部券種は、4月17日(木)以降順次販売され、価格などの詳細は後日発表予定だ。
●3月6日(木)から発売する券種(価格はすべて税込)
・前売自由観戦券:大人7700円
・パドックパス:大人1万9900円/小人6100円
・パドックパス(グリッド入場付き):2万7400円 ※3歳以上
・ファミリー特別優待チケット:大人2800円
・U-25:2800円
●4月17日(木)以降順次発売予定の券種
・ピットウォーク
・グランドスタンド グループシート
・グランドスタンド マルチスペース
・BRIDEプラチナペアルーム
・駐車場券付き第1コーナーキャンプエリア
・各指定駐車券