そして、2月15日に開催された「Attack筑波2025」にて、新たにひとつの歴史が刻まれた。ヒョンデが自ら持ち込んだ「IONIQ 5 N TA Spec」が、レーシングドライバーの谷口信輝選手のドライブにより57秒446というタイムをマーク。これまでテスラ・モデルS Plaidが持っていた59秒598という記録を2秒以上も塗り替えて筑波サーキット電気自動車最速の称号を手にしたのだ。
今回のタイムアタックを担当した谷口選手は、「他社EVで筑波サーキットのレコードを出したことがありますが、今回IONIQ 5 N TA Specに乗らせてもらって、これまでの記録を大きく塗り替えることができて非常に光栄です。軽量化されているとはいえ、2トンある車なので絶対的に重たいクルマです。それでも非常によく止まり、よく曲がります。パワーがあるのに制御が素晴らしく、曲がりや立ち上がりも安定しています。非常に不安感なく攻められるクルマでした」とコメントした。