この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2025が開催された
■展示だけでなくさまざまな体験コンテンツが楽しめるイベントだった
■三菱の4WD登坂体験は人気が高い
三菱車の4WD性能の凄さを体感
大阪オートメッセの魅力は展示されている車両を間近で見られることだけではない。さまざまな体験コンテンツが楽しめるのも魅力的なポイントなのだ。そのなかでも人気となっていたのが三菱自動車工業の4WD登坂体験だ。三菱車の優れた4WD性能を肌で感じられる体験は、多くの人が列をなしていた。
三菱がもつ優れた技術のひとつが4WDを活かした高い悪路走破性だ。現行モデルではトライトンやデリカD:5などがその代表的な例といえる。ただ、通常のディーラー試乗などでは、その優れた4WDシステムの恩恵を実感することは難しい。しかし、今回の大阪オートメッセなどで行われている「4WD登坂キット体験コーナー」であれば、その高い性能を体感することが可能なのだ。プロドライバーが運転する三菱車に乗り各コーナーを回れば、「百聞は一見に如かず」といった具合でその性能を体感することが可能だ。
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今回用意されたのはトライトンとデリカD:5の2モデル。最大45度の傾斜を登りトルクフルなエンジンと4WDシステムが与えるトラクションの高さ、そして坂道発進に役立つヒルスタートアシストの有効さを体感できる急坂登坂、右フロントと左リヤの互い違いの場所にローラーを設置した場所を走行し、トラクションコントロールを有効活用して悪路からの脱出を疑似体験できる対角ローラー、20度の斜面を横切りキャンバー走行などさまざまな体験ポイントを用意。軽々とクリアしていくトライトンとデリカD:5の性能の凄さに、参加した人たちは驚いていた様子であった。
また、プロドライバーが解説しながら各所の体験ポイントをクリアしていくため、その性能がわかりやすいのもこのコンテンツの嬉しいポイントだ。
三菱の4WD登坂体験のようす画像はこちら
そして、アジアクロスカントリーラリーに参戦したトライトンのレプリカ車両や、実戦で使用されたサポート車両のデリカD:5、デリカミニなどのモータースポーツ関連車両、そして三菱車を得意とするショップオートフラッグスのデモカーも展示されていた。サポートカー2台は実戦でラリー車をサポートするために帯同した車両そのものであるため、使用シーンに耐えられるように各種カスタマイズが施されているのが特徴だ。大きな改造ではないが、タフな使用シーンにも耐えられるのは流石と言える。
オートフラッグスのデモカーのなかにはトライトンカスタムコンテストで「ヒロミ賞」を受賞した車両も展示されていた。アウトドアシーンでも大活躍しそうなカスタマイズに、多くの来場者が足を止めて詳細を見ていた。
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見て、体験してその凄さと魅力がわかるブース展開となっていた「4WD登坂キット体験コーナー」。大阪オートメッセのようなイベント会場で見かけたら、一度体験してみるのをオススメする。