キャンピングカーブームはまったく衰えず! いま注目は小型トラック&軽トラベース!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■トラックをベースにしたキャンピングカーが人気

■「東京キャンピングカーショー2024」でも多くのキャンピングカーが展示された

■とくに注目を集めているのが小型トラックの荷台にシェルを載せたキャブコンバージョンだ

トラックベースのキャンピングカーに熱視線

 トラックといえば、多くの荷物を乗せて運ぶ貨物車のこと。おもに事業に使用されるクルマだから、あまり人が乗って楽しむという印象はない。これに対して、キャンピングカーはレジャーに使用するクルマだから、仲間や家族と趣味を満喫するためのものだ。トラックとは対極を成す車両だといえよう。

 ところが、キャンピングカーの運転席をよく見ると、見覚えのあるキャビンに出会うことがある。トヨタのダイナやいすゞのエルフなど、おもに小型トラックによく似ている車両が多いのだ。

 いうまでもないが、キャンピングカーは何らかのベース車を基に、改造・架装などをして製作されている。すなわち、もとになったクルマがあるということだ。1BOX系車両が目立つが、バスベースのものも少なくない。そのようななかで、ファミリー向けとして高い人気を誇るのが、トラックベースのキャンピングカーなのだ。

 コロナ禍によるソーシャルディスタンスの影響を受け、ブームに火がついたキャンピングカー。その人気はすさまじく、2024年7月20日、21日の2日間にわたり、東京ビッグサイトで「東京キャンピングカーショー2024」が開催され、1万7000人を超える来場者で賑わった。

 展示車両には豪華なものも多かったが、来場者の注目を集めていたのは、小型トラックがベースのキャブコンバージョンだ。見覚えのある小型トラックのフェイスをもつクルマが、さまざまなブースで多数展示されていた。


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