■スーパーGT最終戦でナカヤマ精密株式会社から中山雄一選手とTGR TEAM SARDに記念品が贈られた
■第7戦のオートポリスで「ナカヤマ精密コーナー」と連呼されたことに感謝を表したもの
■今後もオートポリスのナカヤマ精密コーナーでは名勝負が繰り広げられることを期待したい
中山選手による世紀の逆転劇で「ナカヤマ精密コーナー」連呼!
スーパーGTの実質的な最終戦となる第5戦「SUZUKA GT 300KM RACE GRAND FINAL」が12月7〜8日、鈴鹿サーキットで開催された。GT500クラス、GT300クラスで激しいバトルが展開され、それぞれポール・トウ・ウインにより36号車「au TOM’S GR Supra」の坪井翔選手/山下健太選手がGT500クラス、88号車「VENTENY Lamborghini GT3」の小暮卓史選手/元嶋佑弥選手がGT300クラスのチャンピオンに輝いた。
タイトル決定戦ということもあって、決勝が行われた8日は数多くの注目を集めていたのだが、それに先立ち予選が行われた7日のピットウォーク時にはユニークな式典が開催された。ナカヤマ精密株式会社の中山愼一社長が、39号車「DENSO KOBELCO SARD GR Supra」のステアリングを握る中山雄一選手、そしてTGR TEAM SARDに記念品を贈呈したのだ。
同大会では予選10位に低迷していた39号車「DENSO KOBELCO SARD GR Supra」が決勝で猛追を披露。第2スティントを担当した中山選手が首位に浮上し、逆転優勝を果たしたのだが、そのポジション争いの際に、レースアナウンサーのピエール北川氏がナカヤマ精密コーナーを連呼することになったのである。
ナカヤマ精密では、このうれしいトピックスに感謝して、トップ争いの末に逆転勝利を果たした中山選手とTGR TEAM SARDにグランドファイナルの舞台、鈴鹿で記念品として特別ボトルのスパークリングワインを贈呈した。
残念ながらグランドファイナルの鈴鹿ラウンドで39号車「DENSO KOBELCO SARD GR Supra」は10位に留まったが、「末長くオートポリスさんと一緒にレースシーンを盛り上げていってもらいたいですね」と中山選手が語れば、「今後のバトルに期待したい」とナカヤマ精密の中山社長も語っているだけに、これからもオートポリスのナカヤマ精密コーナーでは名勝負が展開されるに違いない。