外すと急にデカくみえる! 交換後の「クルマの純正パーツ」の保管はどうするのが正解?

この記事をまとめると

■クルマをカスタムした際に外したパーツは場所を取るものが多い

■屋外に保管する際はサビや固着に注意して傷まないように保管するのが重要だ

■タイヤは紫外線から守るよう手を加えて盗難にも注意することが必要だ

クルマのパーツを屋外保管する際は注意点

 クルマのカスタマイズを楽しんでいるユーザーにとって、パーツ交換は愛車を自分らしくするための行為であり、オンリーワンの仕様に近づけていく作業は何よりも歓びを感じるところだろう。

 ただ、パーツ交換をした際に問題となるのが、もともと装着されていた純正パーツの保管方法だ。クルマに付いていたときはそうでもなかったのに、外してみると急に大きさを感じるようになるのは、クルマ好きあるあるといっていいだろう。

 外してしまった部品は処分してしまうという人もいるかもしれないが、万が一交換したパーツに不具合が発生した場合や、愛車を手放す場合などには純正パーツがあると有利ということもあるため、できれば手もとに置いておきたいもの。

 ベストは風雨を凌げる倉庫のような場所に保管することだが、なかなか倉庫を保有しているユーザーは少ないし、かといって家のなかにもち込むのは憚られることも少なくないため、泣く泣く屋外保管という人も多いのが現実だ。

 そんな純正パーツを屋外で保管するときは、保管方法に気を付けないとせっかく保管していたのにいざ使おうとしたら傷んでいて使えない……ということも少なくない。

 たとえばマフラーなどはパイプ内に水が進入して溜まって腐食することを防ぐために出入り口にはビニールなどで蓋をすることが大切であるとか、足まわりも普通に転がしておくと一カ所に水分が溜まってしまい、こちらも腐食が発生する可能性があるので、できれば衣装ケースのようなものに入れておきたい。

 もし車高調であればネジ部にスプレーグリスのようなものを吹き付けておくことで腐食や固着を防止することができるので、ひと手間かけることも大切だろう。

 あとは屋外保管の代表格でもあるタイヤは、紫外線の影響を受けやすいので、日の当たらない場所に保管することがマスト。また、立てた状態で保管すると変形にも繋がる恐れがあるので、ホイールに組みつけてある状態であれば、横倒しで重ねるのがベストとなる。

 また、これらのパーツ類は換金性が高いことから窃盗被害に遭うことも珍しくないので、人目につきにくい場所に保管し、シートなどをかけておけばパーツであることがわかりにくくなるため、効果的といえるだろう。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

-

愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

新着情報