「F」じゃないのにはワケがある! レクサスLBXが“MORIZO RR”で成し遂げたクルマの姿とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■レクサスはLBXをベースとしたハイパフォーマンスモデルを発表した

■お馴染みの「F」ではなく「MORIZO RR」というグレードを背負っている

■「クルマ好きが笑顔になるモデル」を目指して開発されたモデルだ

「MORIZO RR」ってなんだ?

 レクサスのコンパクトSUVであるLBX。そんなLBXに7月に販売されたハイパフォーマンスモデルがLBX“MORIZO RR”だ。レクサスのハイパフォーマンスモデルといえば「F」のイメージかもしれないが、なぜ“MORIZO RR”なのか? その理由を探ってみよう。

なぜ「F」じゃなくて「MORIZO RR」?

 まず“MORIZO RR”という名前に関してだ。

「モリゾウ」というトヨタの豊田章男会長のニックネーム、ドライバーネームであることはクルマ好きにとっておなじみ。ちなみにベースとなるLBXは、モリゾウ氏の「お気に入りのスニーカーのようなクルマを作りたい」というひと言からスタートしたのもの。

 そんなLBXをベースに、トヨタブランドのマスタードライバーでもあるモリゾウ氏やレーシングドライバーの佐々木雅弘選手などを中心に「クルマ好きが笑顔になるモデル」を目指して開発されたのが、このLBX“MORIZO RR”なのだ。

 速さや高いパフォーマンスを求めた訳ではなく、クルマ好きが笑顔になることを求めて開発されたので、「F」の名が冠されていない。「このLBXはスポーツモデルというのではなく、ファンtoドライブなモデルである」、そんな主張が現れたネーミングといえるだろう。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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