ユルさのなかに感じるカングー愛! 山中湖に1280台のカングーと人と犬が集結して思い思いに楽しんだ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■「ルノー カングー ジャンボリー2024」が開催

■1280台のカングーと3326名が参加し大盛況となった

■現地に足を運んだ筆者が当日のようすをリポート

秋の恒例イベント「カングー ジャンボリー」が開催

 ルノー・カングーのオーナーが日本中から集まるイベント「ルノー カングー ジャンボリー」が、今年も山梨県南都留郡にある山中湖交流プラザ きららを舞台に開催された。当日はやや肌寒さを感じさせる曇天で、残念ながら富士山の姿は見えなかったものの、1280台ものルノー カングーが来場! 総参加者数は3326名を数えて大盛況となった。

 ルノー・カングーといえば、フランス生まれのマルチパーパスビークル。初代モデルが登場したのは約四半世紀前のことで、もともと商用ユースを前提に開発されたこともあり、コンパクトカーの車体後方に巨大な荷室を組み合わせていたのが特徴だ。

 そんなカングーは2002年から日本市場へ導入が開始されると、商用バン由来の独特なフォルムと広い室内空間、さらには欧州車ならではの雰囲気などが注目を集め、一般的なミニバンとはちょっと違うクルマを求めるファミリーや、ピクニックや軽キャンプといったカジュアルなアウトドアカーライフを楽しむユーザーなどから支持され続けている。

 ルノー・カングーは現行モデルが3世代めで、世界50の国と地域で販売されているグローバルモデル。前述のように、もともと商用ユースで誕生したカングーだったが、日本市場ではパーソナルビークルとして人気となっており、年に一度の「ルノー カングー ジャンボリー」は全国のカングーオーナーが楽しみにしているビッグイベント。毎年1000台を軽々と超えるカングーが全国から集結し、今年は1280台が来場した。

 参加者はまさに千差万別で、多くのファミリーや若いカップル、さらには女性オーナーまでと、幅広く支持されていることが特徴といえる。そして、実数をカウントしてはいないものの、現地で取材した感想としては「これほど愛犬家のオーナーが多い車種はほかにない」とも思えた。

 今年で19回目の開催を迎えた「ルノー カングー ジャンボリー」だが、オープニングセレモニーで司会を務めたのは安田大サーカス・団長安田さんと、モータージャーナリストの竹岡 圭さん。すでにカングー ジャンボリーではお馴染みといった印象のおふたりだ。

 団長安田さんは自身がカングーオーナーでもあり、この日も愛車で来場。ロードバイクやトライアスロンといった趣味でも知られる団長安田さんは、広々とした荷室をもつカングーが大のお気に入りであり、すでに3台のカングーを乗り継いでいるという。


新着情報