この記事をまとめると
■「ルノー カングー ジャンボリー2024」が開催された
■1280台ものルノー・カングーが会場に来場した
■当日にお披露目されたカングーのニューモデルについて解説
現行カングーのMTモデルが登場!
ルノー・カングーのオーナーが日本中から集まるイベント「ルノー カングー ジャンボリー」が、今年も山梨県南都留郡にある山中湖交流プラザ きららを舞台に開催された。当日はやや肌寒さを感じさせる曇天で、残念ながら富士山の姿は見えなかったものの、1280台ものルノー・カングーが来場。総参加者数は3326名を数えて大盛況のうちに終了した。
そのカングー ジャンボリーでは、ルノー・ジャポンからカングーオーナーに向けたサプライズ発表が恒例となっており、今年は現行カングーにおける待望のMTモデル「クルール ディーゼルMT」の先行生産車がお披露目された。
ルノー・カングーは、1997年に初代モデルが登場したコンパクトMPV。もともとはコンパクトカーをベースとした商用車として開発された。日本市場へは2002年から導入されている。現行モデルは2023年に日本国内での販売が開始された3世代目となる。
カングーの特徴は、商用車ベースゆえの背の高い荷室、そして両側スライドドアといった装備による居住性や実用性の高さ。世界50の国と地域で販売されるルノーのグローバルモデルだが、右ハンドル圏で販売されているのは日本市場のみ。そして商用ではなく、パーソナルユースとして人気となっているのも日本市場の特徴という。
今年のカングー ジャンボリーで披露された「カングー クルール ディーゼルMT」は、その名称のとおり1.5リッターのディーゼルエンジンに6速MTを組み合わせたモデル。イベントの司会を務めた安田大サーカス 団長安田さん、モータージャーナリストの竹岡 圭さんから紹介されると、ステージ奥に設けられたテントから自走でイベントステージ中央に現れた。