「日産=23」「本田宗一郎さんの誕生日で17」! スーパーGTの「カーナンバー」の意味を探ってみたら意外に奥深かった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スーパーGTでは前年度優勝者が「1」を背負えるがゼッケンは原則固定だ

■メーカー名の語呂合わせというチームもあれば深い意味もなく決まった番号もある

■チーム代表に縁のある数字を選んでいるチームも存在する

数字に込められたストーリーが面白い!

 日本で最大級の観客動員数を誇る人気レース、スーパーGTにはGT500クラスに15台、GT300クラスに27台がエントリー。各クラスで激しいポジション争いが展開されているが、各マシンのカーナンバーは固定になっていることをご存じだろうか?

 GT500クラスの昨年のチャンピオンマシンはカーナンバー「1」をつける場合もあるが(GT300クラスの場合は「0」)、それ以外のマシンは通年で同じカーナンバーを使用している。しかも、その数字は単年ではなく、複数年に渡って固定となっているが、各チームはどのような理由でカーナンバーを選んでいるのだろうか?

 まず、もっともメジャーなカーナンバーといえば、NISMOの「23」がクローズアップされることだろう。文字どおり、NISMOの母体である日産の「に」と「さん」に由来する数字で、1969年の日本グランプリで日産R382に使用されるなど、「23」は長年に渡って日産のワークスナンバーとして定着してきた。

 また、同じく日産系の有力チームであるTEAM IMPULは、カーナンバー「12」が定着しているが、意外なことに“そこしか空いてなかった”というのが由来だといわれれている。

 さらに同じく日産系の有力チームであるKONDO RACINGは「24」をカーナンバーとして使用しているが、これはチーム代表の近藤真彦氏がドライバーの現役時代にNISMOに在籍していたことが影響しているようで、NISMOに追いつきたい……という理由から、NISMOの「23」に続く番号として「24」を採用したようだ。


廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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スバル・フォレスター
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登山
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