「M」でも電動化にまっしぐら! 7代目となるBMW M5は歴代モデル初となるPHEVを採用したスポーツセダンになっていた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■7代目BMW M5の日本市場導入が発表された

M5として初となるPHEVシステムを搭載した

■4輪操舵システムも初採用したことで正確なハンドリングを実現

新型M5は電動化で圧倒的な速さを手に入れた!

 BMWのスポーツブランドとして有名な「M」は、歴代すべてのモデルにモータースポーツ活動から得た技術が投入されており、クルマ好きを満足させるモデルとなっている。

 なかでもM5は、BMW初のミッドシップモデル「M1」のエンジンを搭載した初代モデルの登場以来、変わらず高性能なドイツのミドルセダンという立場を担っている。

 そして今回、7代目となる新型BMW M5が日本市場において発表された。早速、概要を見ていこう。

 まず外観は、現行型8代目5シリーズを踏襲しているが、標準の5シリーズよりも75mm拡大されたフロントバンパーと、夜間になると外枠が光る「BMWアイコニック・グロー」を備えたキドニーグリルの組み合わせにより大幅に迫力を増している。

 加えて、フロントは20インチ、リヤは21インチと大径化されたアロイホイールによって5シリーズとの格の違いを表現する。

 さらに、全車にM カーボン・エクステリア・パッケージを採用し、CFRP製のカーボンミラーキャップ、カーボンリヤスポイラー、カーボンルーフを標準装備。軽量化だけでなく、スタイリングにさらなる迫力を得た。

 リヤエンドでの注目は、リヤフェンダー。標準モデルから48mmも拡大された上に、Mモデル専用の4本出しマフラーや専用デザインが施されたディフューザーが高性能なクルマであることを物語っている。

 一方インテリアは、標準モデルの5シリーズと同様に、12.3インチのインフォメーションディスプレイと14.9インチのカーブドディスプレイを採用。MカラーのアンビエントライトやBMW Individual メリノレザーを使用したMモデル専用の「Mマルチ・ファンクション・シート」などでスポーティな印象を演出した。


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