この記事をまとめると
■富士スピードウェイに常設キャンプ場「RECAMP 富士スピードウェイ」がオープンした
■富士山をバックにレーシングマシンが走る姿を眺めることができる最高のロケーション
■用途や料金に応じて8種類の宿泊施設を用意する
富士スピードウェイに常設キャンプ場がオープン
スーパー耐久シリーズの富士24時間レースなどを観戦していると、ロードサイドにテントを立てて、そこから声援を送っているファンの姿を見かけることがある。レースファンにとって、サーキットに泊まりながらお気に入りのチームを24時間に渡って応援することができるのはこのうえのない幸せな瞬間であるはずだ。
そんなレースファンの夢をさらに充実させるべく、またレースファンでなかったとしてもサーキットに泊まることが楽しみになる、そんな施設があったとしたらどんなに楽しいことだろうか。これを実現してくれるのが、富士スピードウェイのインサイドエリアに常設されたキャンプ場「RECAMP 富士スピードウェイ」だ。
じつはサーキットにはグレードがあり、ガードレールやタイヤバリアの設置、ピットやコントロールタワーの設備などに、細かな規定がある。仮にF1グランプリを開催したいと思ったら、規定をすべてクリアしてグレード1に認定される必要がある。日本でグレード1に認定されているサーキットは富士スピードウェイと鈴鹿サーキットの2カ所だけだ。
そして、グレード1のサーキットのインサイドエリアに、常設のキャンプ場があるなんて、これまで聞いたことがなかった。つまり、「RECAMP 富士スピードウェイ」は世界初の施設というわけだ。
この「RECAMP 富士スピードウェイ」は2024年9月20日よりいよいよ営業を開始したが、それに先立って内覧会が行われた。
そして「RECAMP 富士スピードウェイ」に足を踏み込んでみると、そこにはサーキットであることが信じられないようなお洒落な、それでいて富士スピードウェイの本コースを直ぐ目の前にした最高の特等席であるという、夢のような空間が広がっていた。