タイプRファンはやっぱりヒストリックな「白」がお好き! スポーツモデルの定番「赤と黒」はたった11%で白は67%も売れていた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ホンダ・シビックタイプRには5つのボディカラーが用意されている

■もっとも人気なのは歴代タイプRに用意されてきた「チャンピオンシップホワイト」だった

■逆にレッドやブラックといったスポーツカーの定番色の人気がないことが明らかになった

ホンダのスポーツグレードはやっぱり白が人気だった!

 RSグレードが追加されて話題となっているシビックだが、クルマ好きから憧れの的となっているのは、走行性能に特化したモデルであるタイプRだ。各メディアでも評価の高いタイプRだが、「もしもマイカーになったら……」と妄想するときに考えることといえばボディカラーだ。タイプRではどんなカラーが人気なのだろうか?

一番人気はやっぱりチャンピオンシップホワイト!

 タイプRには5つのボディカラーが用意されている。そのボディカラーの販売比率を上から並べていくと以下のようになる。

チャンピオンシップホワイト:67%
レーシングブルーパール:12%
ソニックグレーパール:10%
クリスタルブラックパール:8%
フレームレッド:3%

 やはり圧倒的な人気を誇るのは歴代タイプRに用意されてきたチャンピオンシップホワイトだ。ホンダが初めてF1に参戦した際のアイボリーホワイトにルーツをもつこのカラーは、1992年に登場した初めてのタイプR、NSXタイプRから続く伝統のカラーだ。そんなカラーが一番人気なのは当然といえば当然の結果だ。

トレンドカラーは2位と3位

 2番手と3番手のボディカラーは伝統とは反対に、トレンドが反映された結果といえるのではないだろうか。レーシングブルーパールのような水色系統の明度がある原色を思わせるブルーは、近年のスポーツカーのトレンドのカラーだ。「ポリバケツブルー」なんて巷ではいわれたりするが、国内外さまざまなスポーツカーがこの系統のブルーをラインアップしていることが多い。

 ソニックグレーパールも同じだ。これはスポーツカー以外にも多い印象だが、近年流行りの「アースカラー」や「セメントカラー」といわれるものだ。他メーカーにはなるが、同じ系統のカラーとなるマツダのポリメタルグレーメタリックが2019年にオートカラーアワードでグランプリを受賞していることを考えると、自動車全体でのトレンドカラーといえる。

 スポーツカーらしさがより強く演出されるレーシングブルーパールにやや軍配が上がったところといった具合だろうか。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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マツダ・ロードスター(NB8C後期型)/ボルボV40 T4
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