「ほぼノーマル」なのに……マツダCX-5のポテンシャルが驚異! マツダ車を知り尽くす社員夫婦コンビがラリーで2戦連続2位を達成 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ラリー北海道の第7戦でCX-5が2位に入賞

■ドライバーとコ・ドライバーはマツダの現役社員

■足まわりやエンジンマウントやシートなどが変更された以外はほぼノーマル

CX-5がラリー北海道で連続2位入賞

 全日本ラリー選手権・第7戦「ラリー北海道」が、9月6〜8日、北海道帯広市を舞台に開催。同ラリーでは激しいタイム争いの末、シュコダ・ファビアR5を駆る新井大輝選手が最高峰のJN1クラスで今季5勝目を獲得し、チャンピオンに輝いたが、それ以上に注目を集めていたのが、マツダのSUV「CX-5」だといえるだろう。

 同マシンのターゲットは全日本ラリー選手権と併催されたXCRスプリントカップ北海道の第4戦で、全日本ラリー選手権の第6戦およびXCRスプリントカップ北海道の第3戦として7月5〜7日、北海道ニセコ町で開催された「ラリー・カムイ」でCX-5はラリー競技にデビュー。

 ラリーオペレーションを担当したチームはTCP-MAGICで、マツダで開発テストを担う寺川和紘選手がドライバー、寺川選手の奥さまであり、自身もマツダでエンジニアを担う石川美代子選手がコ・ドライバーを担当しており、デビュー戦となったラリー・カムイではXC-2クラスで2位に入賞していた。

 約8週間のインターバルを経て開催された参戦2戦目となるラリー北海道では、引き続きTCP-MAGICがラリーオペレーションおよびサービスを担当。

 当初、ドライバーには“マッド・マイク”の異名をもつドリフト競技のスペシャリスト、マイケル・ウィディット選手が石川選手とコンビを組んで参戦する予定だったが、諸般の事情により、ラリー・カムイと同様、寺川選手/石川選手のコンビが111号車「TOYO TIRE MAZDA CX-5」で国内屈指のハイスピードグラベル戦にチャレンジすることとなった。


廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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