最強感のあるクロカン四駆だって無敵じゃない! 後悔しない悪路遊びのコツとは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ここ数年はジムニーやラングラーといったオフロード四駆の人気が高い

■初心者はひとりで悪路に行くと非常にリスキーなのでオススメできない

■いざというときに助けてくれる仲間と行くか整備された専用コースが安心

悪路遊びをする前に気をつけたいこと

 都市型のクロスオーバーSUV全盛の今日このごろですが、より本格的なクロカンモデルとしてスズキ・ジムニーやジープ・ラングラーも人気を高めています。とくにジムニーについては、2018年のフルモデルチェンジからずいぶん時間が経っているにもかかわらず、いまだに納期まで1年レベルになっているという話もあるほどです。

 さて、こうした本格クロカンがもつ最大のストロングポイントといえるのが、巷にあふれるSUVとは一線を画すオフロード性能でしょう。4WDに切り替えるのはもちろん、トランスファーでローレンジを選べば、そこらのSUVではスタックしてしまうような厳しいオフロードでもヌルヌルと走破することが可能となっています。

 筆者が若かりしころ、日本ではクロカン四駆がブームとなっていましたので、せっかく本格クロカンマシンを買ったら、一度は悪路を走ってみたいと思うかもしれません。とはいえ、圧倒的なオフロード走破性を満喫できる悪路にチャレンジするときには気を付けるべきことがいくつかあります。

 もっとも重要なのは、ソロ(ひとり)で悪路にチャレンジしないということです。

 ネット情報を探れば、オフロード的な走りが楽しめる林道などの情報を入手することは可能でしょうが、しかしリアルなオフロード走行のテクニックまで身につくわけではありません。スタックしたときに協力してくれる仲間がいないと、にっちもさっちもいかなくなったときに“詰んで”しまいます。

 適切なアドバンスができ、ときにはウインチなどを使って助けてくれるベテランといっしょにチャレンジすべきでしょう。そもそも初心者が、いきなり悪路をクリアできるほどクロカンは甘くないと肝に銘じておくべきです。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

愛車
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味
モトブログを作ること
好きな有名人
菅麻貴子(作詞家)

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