S耐富士24時間レースにGTNETがGT-Rで参戦! 優勝も見えるペースも不運に見舞われ表彰台を逃す

この記事をまとめると

■スーパー耐久の第2戦は日本で唯一の公式戦24時間レース

■GTNETは日産GT-Rでエントリー

■力走を見せるもマシントラブルで勝利を逃す

強さを見せつけた過酷な24時間はマシントラブルを乗り越え完走

 スーパー耐久の第2戦は、国内の主要レースでは唯一となる24時間レースが戦いの場となる。GT-R唯一のエントリーである「DAISHIN GT-R GT3」は、5名の実力派ドライバーとともにエントリー。必勝体制で挑んだのだが、不運にもマシントラブルに見舞われてしまった……。

決勝スタート直後に首位へ期待させる力走を見せる!

 第2戦富士24時間は、シリーズ最長でもっとも獲得ポイントが多く重要なレース。2018年にS耐の一戦として復活して7年目の開催となるが、キャンプテントを張りバーベキューを楽しみながらレース観戦するファンの姿も増え、今年は3日間で過去最高の5万4500人の観客を集めた。

 エントリー台数は、ST‒Xクラス5台を含む合計59台と過去最高となった。24時間と長丁場であるため各チームともドライバーを追加。81号車DAISHIN GT‒R GT3は大八木信行/藤波清斗/青木孝行/坂口夏月/大八木龍一郎というドライバー5名体制を敷く。信行、龍一郎親子が同じ車両をシェアするのは2021年の最終戦以来2年半ぶりとなった。エンジンやトランスミッションなど多くのパーツはこの24時間レースのためにほぼすべてを新品に交換。満を持して長時間耐久に臨んだ。

ドライバー5名

 予選はA、Bドライバーのタイム合算で決まり、DAISHIN GT‒Rは4番グリッドを獲得。決勝レースは薄曇りの25日15時丁度にスタート。ここでスタートを担当した藤波が素晴らしいスタートダッシュを見せる。2コーナーまでに3位、ヘアピン立ち上がりで2位に順位を上げると、ダンロップコーナー進入でトップを奪い、オープニングラップをトップで戻ってきた。さらに2位争いを尻目にハイペースで周回し、20秒以上のリードをつけ独走状態にもち込んだ!

 藤波がピットインするとST‒Xクラス最高齢であるジェントルマンドライバーの大八木に交代。ポジションは落とすことになったがこれも計算のうちである。その後に青木、坂口とつなぐとクラスの4台が同一周回を走り、ピットインのタイミングにより順位が変動するという展開となった。

 しかし、23時あたりから霧雨がコースを濡らし始め、やがてウエットコンディションに。日付が変わるとトップ争いは1号車メルセデスAMGとの間で繰り広げられ、そこに23号車のメルセデスAMGが絡む状態となった。午前2時ごろトップを走行していた坂口がピットイン。エンジンが吹けないという。応急処置を施しピットアウトするが、またもやピットイン。ピット作業に時間を要し、順位が落ちていった。「ストレートでまったく吹けなくなり、シフトダウンもしなくなり走れなくなったのでピットインしました」と唇を噛む坂口。

 30分以上の作業を終え、藤波が5位でコースへ。しかし、トップとの差は25周以上に広がっていた。原因は電装系のトラブル。以降DAISHIN GT‒Rはミスなく、青木、大八木、龍一郎、大八木、坂口とつなぎ最後は龍一郎へ交代した。しかし、上位の4台もトラブルなく周回を続け、DAISHIN GT‒Rは5位でゴール。TEAM DAISHINとして初めて富士24時間の表彰台を逃す結果となった。

チェッカー後

「なかなかうまくいかず本当に悔しい。それにしても24時間レースは年々レベルが上がっています。ミスはなく、みんなペースが速く全然隙がありませんでした」と藤波。「来年の24時間までしっかり鍛え直します」と、チームオーナー大八木の気持ちはすでに来年に向いていた。

DAISHIN GT-R GT3を支えるメカニックを募集中

 GTNET MotorSportsは、富士24時間レースで3度の総合優勝を成し遂げている。DAISHIN GT-R GT3を支えるレースメカニックは、なんとGTNET各店舗で整備や車検業務を行うメカニックスタッフたち。レースウィークになるとサーキットに集結し、マシンを勝利に導くためチーム一丸となってメンテナンスなどを行う。

DAISHIN GT-Rのメカニック

 また、高い技術を必要とするGT3マシンのメンテナンスを普段から従事している専門部署「TS課」では、データロガーの解析、コースに応じたギヤレシオチューンなど多岐にわたるセッティングを担当する。レースから得られた情報を各店にフィードバックすることで、会社全体のレベルアップに繋がっている。

 なお、GTNETでは経験者・未経験者を問わず、スポーツカー好きな仲間と一緒に働いてくれるメカニックを募集中。国内10拠点に店舗を有し、未経験者も資格取得に向けた支援制度があるので安心だ。レースに携わりたい、スポーツカーの整備をしたいと考えている方は、気軽に問い合わせてみてほしい。

GTNETは全国出張買取を実施中!
GT-Rの買取はお任せ! 多数の買取実績があり委託販売も対応

 GTNETはスポーツカー専門店として、日産GT‒R/スカイラインGT‒Rはもちろんのこと、シルビア、マツダRX‒7、トヨタ・スープラといった人気の国産スポーツモデルの在庫を多数取り揃えている。

 GTNETでは、一般的な買取業者とは異なり、ユーザーから買い取ったスポーツカーは、そのまま店頭で小売りすることが可能である。余計な業者が介入しないため、不要な手数料がかからずその分を買取価格に反映することができ、高価買取が可能になる。

買取査定イメージ

 また、一般的な買取業者や中古車店ではプラス査定が見込めないパーツ交換車両であっても、チューニングカーに精通したスポーツカー専門店だからこそプラス査定が期待できる。委託販売も対応しており、ユーザーと相談の上、希望売却価格で販売することが可能。事情により大事に愛情を注いできたスポーツカーの売却を検討している方は、一度相談してみてほしい。

買取バナー

■スポーツカーの売却ならコチラ

https://www.gtnet.co.jp/


新着情報