大雨でもクルマは走れるんだからドコに水をかけてもOK……じゃない! 洗車で水をかけてはいけない場所とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■クルマの洗車に水は欠かせない

■エンジンルームの洗浄は電装品の養生が必須なので素人にはオススメできない

■夏場の日中の洗車は水がすぐに乾いて「水シミ」が発生しやすいので要注意だ

どこでも水をぶっかけていいわけじゃない!

 洗車の基本は水洗い。汚れた部分に水をかけ、ほこりや汚れを洗い流すのが第一。

 しかし、どこもかしこも水洗いすればいいというものでもない。クルマは大雨のなかでも走れる設計されているので、濡れて困る部分は少ないが、それでも完全防水ではなく、水洗いNGの箇所もある。

 とくにエンジンルームの水洗いは要注意だ。

 バッテリー、ヒューズボックス、ECUなどの電装品に水をかけるのは厳禁。コネクター類も濡らしたくはないし、エアクリーナーボックスにも水が入るのは避けたいところ。洗車のプロや整備工場などでは、ときどき高圧洗浄機でエンジンルームを丸洗いしていることがあるが、あれは水がかかってはいけない場所を、ビニールなどでしっかり養生しているからできること。素人が安易にまねるのはトラブルのもとだ。

 なので、ユーザーが自分でエンジンルームのクリーニングをするときは、市販のムース状の専用クリーナーを使うか、ウエスで水拭きするぐらいにしておこう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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