この記事をまとめると
■「マツダスピリットレーシング」のブランド名のもとにモータースポーツ活動をしているマツダ
■マツダはモータースポーツの場で得たノウハウを市販車に活かすことを目指している
■「マツダスピリットレーシング」として開発したロードスターとマツダ3のコンセプトカーを甲信地方で展示中
モータースポーツで得たノウハウを投入
「マツダスピリットレーシング」の名のもとにさまざまなモータースポーツ活動とモータースポーツの裾野を広げるグラスルーツ活動を行っているマツダ。なかでもスーパー耐久への参戦はよく知られたところで、レースの現場をクルマ開発の実験室ととらえ、この場で得たノウハウは、後に市販車に活かすことを目的にしている。
そんなモータースポーツの場で得られたノウハウを投入したクルマは、もしかしたら思っている以上に早く実現するのかもしれない。そう感じさせるのが、2024年の東京オートサロンにて公開された「マツダスピリットレーシングRSコンセプト」と「マツダスピリットレーシング3コンセプト」という2台の存在だ。
「マツダスピリットレーシング」のブランド名が掲げられていることからもわかるとおり、これら2台はモータースポーツを通じて得たノウハウを落とし込んだコンセプトカー。
ブランドの第1弾となるべく開発が進んでいる「マツダスピリットレーシングRSコンセプト」は、専用のエアロやレカロのシートなどが与えられたスポーティなアピアランスを特徴とし、ボンネットの下には、日本国内のソフトトップモデルには設定のない2リッターエンジンが収められている。
一方の「マツダスピリットレーシング3コンセプト」は、ブランド第2弾として開発されているモデルで、大型のカーボンファイバー製リヤウイングを備えるなど、こちらもかなりスポーティなスタイリングとなっている。
そんな「マツダスピリットレーシング」ブランドのコンセプトカー2台が、7月25日まで、甲信地方に特別展示されている。展示スケジュールは以下の通り。
7月6〜7日:アイメッセ山梨特設会場
7月11〜18日:南松本店
7月19〜25日:長野本店
いずれも詳細なスペックは明かされていないが、「マツダスピリットレーシング」の名を冠しているだけに、ファンの期待を裏切らない仕上がりとなっていることは間違いなさそうだ。
なお、「マツダスピリットレーシング」のスーパー耐久での活躍は動画でもその模様をリポートしているので、興味があればご覧いただきたい。
【詳しくはこちら】
●マツダ3&ロードスターによる過酷な挑戦! MAZDA SPIRIT RACINGの富士24時間レース【動画】