現行型カローラセダンの査定額が急落との噂で調査を開始! 鍵は海外の中古車市場で超絶人気の「プレミオ&アリオン」の後継となれるかどうか (1/2ページ)

この記事をまとめると

■現行モデルのトヨタ・カローラセダンの下取り査定額が急落しているとの噂がある

■海外ではカローラセダンよりもプレミオ&アリオンが大人気だ

プレミオやアリオンはカローラセダンよりも海外の中古市場では販売価格や需要が高い

カローラは査定が安い!?

 事情通から、「最近会ったセールスマンから聞いたのですが、ここ最近、現行トヨタ・カローラセダンの下取り査定額が急落しているとのことです」と、カローラセダンを30年以上乗り継いでいる筆者にとっては衝撃的なことを話してきた。

 日本ではカローラに限らずに、日系メーカーではセダン自体が「絶滅危惧種」となり、日本国内において日系メーカーがセダンをほとんどラインアップしていないなか、3ナンバーサイズになったとはいえ手軽なサイズのセダンとして、一定の販売台数を維持しているのがカローラセダンだ。

 5ナンバーサイズセダンだった、トヨタ・プレミオ&アリオンが終売となり、警視庁管内では覆面捜査車両として、シルバーメタリックの現行カローラセダン(筆者が確認したのはハイブリッド)が警察署前に停まっているのをよく見かけ、東京でも個人タクシーとしてもたまに走っている。

 先代(アクシオシリーズもカローラセダンとしてカウントする)までは5ナンバーサイズを堅持してきたカローラセダンは、国内市場だけを見れば中古車としての人気は目立って高くはないが、スリランカやインド周辺国などの海外では高い人気を誇っており、意外なほど再販価値は高めをキープしてきていたのだが、ここへきて下落傾向にあるというのだ。

「現行前期型で下取り予想価格が180万円の車両があったそうです。しかし、実際に査定をしてみると、市場相場の下落が激しく半分程度になってしまったという事例もあるそうです」とは前出事情通。

 中古車市場に精通しているB氏にこのネタをふると……「カローラ・アクシオ(カローラセダンシリーズとしてみると先代)の相場は値落ち傾向が見られます。一方で、カローラセダンは5月下旬より値上がり傾向にあります」と話してくれた。

 B氏によると、3年落ちのカローラ・アクシオ ハイブリッドの買い取り価格は134万円、3年落ちのカローラセダン ハイブリッドW×Bの買い取り価格は184万円とのことなので、目立って価値が下落しているといった印象を受けないものとなっていた。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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