2台で5億円超えの空冷ポルシェ911を従えて日本上陸! 話題の「シンガー」がコーンズと手を組んだ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■空冷ポルシェをリファインして販売する米「シンガー」社が日本に本格上陸した

■シンガーの代理店となるコーンズが発表会を行った

■発表会では2台のシンガーのポルシェ911が実際に展示された

シンガー発表会の内容とは

 ポルシェといえばこの世でもっとも有名で、そしてもっともファンの多いスポーツカーブランドのひとつだろう。そして、ポルシェにまつわるショップやパーツメーカーも数多くあり、その存在自体が文化になっている。そんな世界中のポルシェファンのなかで、昨今話題となっていたのがアメリカの「シンガー」社だ。

 シンガーでは、964型ポルシェ911に「再構築」と呼ばれる徹底的なレストアとカスタムを施して販売する。その完成車の美しさと性能が、世界中のマニアのハートを鷲掴みにしていたのだ。

 そんなシンガーが、このたび輸入高級車販売で有名なコーンズ・モータースとタッグを組み、日本に本格参入。その発表会が行われた。発表会場となった都内の某ホテルには、再構築した2台のシンガーポルシェが展示され、たくさんのメディア関係者とシンガー関係者が集まった。

 発表会で登壇したシンガー社代表取締役社長兼会長のロブ・ディキンソン氏は、「私は家族旅行ではじめて911を目にした5歳のときからずっと虜です。その後のキャリアでカーデザインを勉強して自分が完璧だと思うポルシェを作ったのがシンガーの911です。」と自身の911への情熱とシンガー社創設の思いをまとめた。

 その上で、「私たちの目標は911への情熱を共有する世界中のファンたちと繋がることです。日本は自動車文化の土壌が深く、もちろんポルシェファンも多いので、日本のポルシェファンに私たちの911を届けられることを非常に嬉しく思います。また、日本の高級車市場を熟知したコーンズ・グループにサポートいただけることをとても感謝します。」と、日本での販売を喜ぶコメントを述べた。

 さらに、コーンズ・モータース代表取締役社長兼CEOの林 誠吾氏も登壇し、「私たちはクルマの楽しみを再定義しようという思いでやってきましたが、初めて写真で見たときも実際に乗り込んだときも、シンガーのポルシェ911には本当に心が躍りました。シンガーと一緒にみなさまに心躍るカーライフを提供できることを楽しみにしています」と、シンガーのポルシェ911への期待を語った。


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