この記事をまとめると
■2024年4月に開催された「東北カスタムカーショー2024」に「MONZA JAPAN」がブース出展
■フラッグシップである「GEXSIS」シリーズの第二弾となる「GF020」を展示
■GEXSIS GF020はリム部分に幅を持たせることによりリム幅を視覚的に深く見せる
ディープリムホイールに見せる魔法のデザイン
東北エリアのチューニング&カスタムカー好きにとって、毎年恒例となったイベント「東北カスタムカーショー」が、2024年4月27〜28日に宮城県・夢メッセみやぎにて開催された。
地元東北だけでなく、全国から有名ショップやアフターパーツメーカーが来場して最新のデモカーや製品を展示していたが、ホイールメーカーの「MONZA JAPAN」は新たなトレンドとなりそうな製品を発表。それが「GEXSIS」シリーズの第二弾となる「GF020」である。
クルマのチューニング&カスタマイズにおいて、ホイールの果たす役割の大きさはいまさら説明するまでもない。駆動力を路面に伝えるタイヤを支えるホイールは、その軽量さや剛性の高さにより、ハンドリングをはじめとする運動性能、また燃費性能にも大きな影響を与えてくれる。
また、デザイン面においても、クルマの外観全体における印象を大きく変えることができるだけに、チューニング&カスタムを楽しんでいるオーナーにとっては、愛車をどう「魅せる」か、もっともアタマを悩ませるパーツといえるだろう。
MONZA JAPANのフラッグシップラインとして展開されるGEXSISシリーズは、従来のホイールとは異なる新しいコンセプトから生み出されたアルミホイールだ。そのポイントは、「幅リム」と呼ばれるデザインにある。リム部分に幅をもたせることにより、リム幅を視覚的に深く見せるというのがGEXSISシリーズの特徴で、今回は第一弾の「GM210」に続き、新作の「GF020」が展示された。
現行プリウスに装着された「GF020」は、20本のスポークがセンターから放射状に伸びるシンプルなデザインを採用。一方でリム部分に奥行きを持たせることで、1970〜80年代に流行したディープリムタイプのホイールを装着したような佇まいを実現してくれる。「GF020」のラインアップは19/20/21インチで、価格は6万500〜8万2500円(1本/税込)となる。
さらにもうひとつ、MONZA JAPANブースにおける注目製品が「ハイブリッド ハブリング」である。愛車のホイールをメーカー純正品からアフターマーケット製へと交換する際、従来のハブリングを装着すると雨水などセンター部分に溜まった水が排出しづらくなってしまう。しかし、この「ハイブリッド ハブリング」を装着すれば、ハブとホイールをより精密に締結しつつ、センター部分に溜まった水はスムースに排出することができる。
従来はブラックのみだったが、新たにブルーの製品が追加された。価格は1980円(税込)となる。