この記事をまとめると
■総額60万円以下で楽しい走りを味わえるエントリーカーに最適な中古車4選を紹介
■日産とスズキのコンパクトホットハッチなら安値で購入できる
■ステーションワゴンや軽自動車にも60万円で走りを楽しめる中古車がある
名作ホットハッチが60万円以下で手に入る!
ゴールデンウィークも明け、新社会人も初任給を手にしたという人も多いこのタイミングで、愛車が欲しいと考える人もいることだろう。しかし、スポーツ系の車種は高値安定となっており、なかなか手が出せないというのもまた事実。
そこで今回は、総額60万円以下で乗り出すことができ、楽しい走りを味わうことができるエントリーカーに最適な中古車をいくつかピックアップしてご紹介しよう。
日産マーチ 12SR
初代からワンメイクレースが開催されるなど、エントリーカーという側面のほかにスポーツ走行におけるエントリーカーという役割も担っていたマーチ。その3代目モデルのK12型には、オーテックジャパン(当時)が手がけたスペシャルモデルが存在していた。それが12SRというモデルだ。
この12SRは、ベースと同じ1.2リッターエンジンを搭載しながら、カムやピストン、バルブスプリングなどを専用品とし、チューニングECUや軽量フライホイール、専用排気系パーツなどをおごっており、専用足まわりやボディ補強も実施済。トランスミッションは5速MTのみという硬派な1台だった。
安いものでは40万円以下で乗り出せるものもあり、走行距離の伸びた車両が中心とはなるものの、まだまだ楽しめることができる車両が多く揃っている。
スズキ・スイフトスポーツ(ZC31S型)
スポーティモデルの入門車として、現在でも現行型がお値打ち価格で販売されているスイフトスポーツ。このモデルはベーシックカーのスイフトをベースに、スポーティなエンジンと締め上げられた足まわり、ボディ補強などを施すというホットハッチの不文律を忠実に守った1台だ。
60万円以下で狙いやすいのは2005年から2010年まで販売されたZC31S型で、このモデルは通常モデルには搭載されなかった1.6リッターエンジンを搭載し、モンローのショックアブソーバーを採用したもので、オプションとしてレカロシートが用意される本格派だった。
60万円の予算では10万km以下の走行距離のものも狙えるほか、ギヤ比をクロス化しレブリミットを高めた2型以降(2007年5月~)の車両も射程圏内となるのも魅力的だ。