【スバル360でアメリカ4000kmを激走】国沢光宏のグレートレース参戦記その6 (1/2ページ)

なんとミニバンに追突される事故が発生!

9日間に渡るグレートレースも、いよいよ今日で折り返し地点。昨日のゴールとなったインディアナポリス・フランクリンをスタートし、ランチで一度、オハイオ州のウォパコネタへと進むルートとなる。

昨日をノートラブルで乗り切り、5日目も朝から快調に……と思いきや、国沢号に過去最大のピンチが降りかかる。出発地となるホテルを出て、レグ1のスタート地点に向かう高速道路にて、分岐地点で無理な追い越しをしてきたミニバンにオカマを掘られてしまったのだ(下の写真の直後。465号から70号に分岐する場所で当てられた)。

ミニバンも急ブレーキを掛けたことで大惨事は免れたが、リヤバンパーにはヘコみが……。また乗っていたふたりも身体は大丈夫。クルマも走行できるということで、とりあえずレグ1スタートの待機場所へ向かう(ちなみに相手には逃げられました……)。

エンジンルームをチェックしてみると、エンジンフードのキャッチャーが外れていたので、タイラップで固定。フードはヘコんで変形してしまっているが、 ボンネットピンが付いているので開閉も固定も問題なし。エンジンルーム内も一部が押されてしまったような形跡はあるが、セルモーターの端子が抜けていたくらいで、走行には支障ないようだったので、そのままレグ1へスタート。

今日のステージは、昨日と同じく農村地帯を中心に、酪農地帯なども巡るルート。アップダウンはそれほど激しくないので、ほかのアメ車などと違って圧倒的にパワーのないスバル360にとってはありがたい設定だ。

スバル360&国沢さん&小島さんは、事故のショックも感じさない快走を披露。レグ1で16秒遅れ、レグ2で1秒遅れ(惜しい!!)、レグ3で20秒遅れ、レグ4で15秒遅れと、ランチ前の4つのレグを上々の成績で終えた。


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