この記事をまとめると
■高速道路で渋滞情報をお知らせしている「ハイウェイラジオ」
■周波数は全国で統一されており、合成音声で作成されているもので5分おきに更新される
■法定速度で走行した際に2回聞くことができるように区間を3kmに設定
渋滞情報を中心にラジオで聴くことができる
渋滞情報はカーナビやスマホで確認できる見ることができる現在でも、健在なのがハイウェイラジオだ。その名のとおり、高速道路専用のラジオで渋滞情報を中心にして、渋滞や事故が発生していないときには工事による通行止め情報やマナー喚起の内容が流れています。
周波数は1620kHzで、これは全国共通。車載のラジオやカーナビにもプレセットで1620kHzがセットされていて、ボタンひとつで聞くことができます。アナログな感じがしますが、渋滞や事故の発生箇所を「●●kmポストを頭に●kmの渋滞が発生しています」というように具体的な教えてくれるのはカーナビの渋滞情報にはないところです。
音声に少しぎこちない感じがするのは、合成音声だからで、約5000語を組み合わせて放送内容を作っていて、特殊な状況の場合は社員による生声で流されることもあります。音声情報の長さは60秒ぐらいが基本で、内容によってはもちろん長くなります。また更新は5分おきです。
ラジオなので当然電波を使用していて、発信は路肩や中央分離帯に設置された空中線から発さられていて、聴ける区間は約3kmとしていて、1km前に案内看板を設置。約3kmとしているのは、法定速度内であれば2回は聞くことができるようにするためです。