旧車ファンにも寄り添うサイズとレトロデザインも! ウェッズのホイールから目が離せない【大阪オートメッセ2024】

この記事をまとめると

■大阪オートメッセ2024が開幕し「ウェッズ」がブースを出展

■ウェッズは多くの新作ホイールを展示

■ヨシムラとのコラボレーションにも注目だ

さまざまなジャンルの新作ホイールを展示!

 老舗ホイールメーカーのウェッズは、なんと今年で60周年を迎える。ラグジュアリー系からオフロード、スポーツ系に至るまで幅広いラインアップを誇るのが特徴的なウェッズ。今年の大阪オートメッセでも多くの新作ホイールを展示していた。数々の新作ホイールをピックアップして紹介していこう。

ウェッズのフラッグシップ「クレンツェ ヴェルサム」

 展示されていたヴェルファイアに装着されていたのはウェッズのフラッグシップブランドに位置する「クレンツェ」の新作ホイールであるヴェルサムだ。スポークのデザインはもちろんであるが、塗装やバフなど表面処理にもこだわっていて、足もとから確かな存在感があるホイールとなっている。サイズは19~22インチが設定され、大径ホイールを履きこなす現行車を中心としたモデルがターゲットとなる。

バイクチューナー「ヨシムラ」とのコラボレーション

 2輪の世界では有名なチューナーであるヨシムラ。ウェッズはそのヨシムラとタッグを組んで新たなホイールを作り上げた。もともとウェッズの担当者たちにバイク趣味があったことがキッカケで、「ヨシムラと何かやりたい!」となり、今回のコラボレーションが実現した。

 現在のサイズ展開は展示車のキャリイのような軽トラックを主としたサイズとなっているが、今後はハイエースなどをもターゲットとしたサイズ展開を考えているとのこと。まずは「バイクを積むクルマ」からラインアップを増やしていくそうだ。

ウェッズスポーツでは今後販売予定のホイールも

 スポーツ系の「ウェッズスポーツ」も見逃せない。新たにラインアップに加わった「SA-62R」は6ツインスポークで軽量な雰囲気が特徴的なデザインだ。そして高性能な「TC105シリーズ」で発売準備中となる「TC105X DSR」が出品されていた。DSRは「ダブル・ステップ・リム」の略で、この新たな形状を採用することにより高い強度と剛性を得ることができるのだ。

 また、TSレースに出場していたサニーなどで装着されていたレーシングフォージも復刻されている。懐かしのレーシングカーたちの足もとにピッタリとマッチするホイールだ。13~15インチというサイズ展開は旧車ユーザーにとってうれしいラインアップといえるだろう。

 ほかにも1980年代に流行したデザインをリメイクしたメッシュホイールの「マーベリック1613M」や、2000年代初頭に流行したディッシュデザインの「ノヴァリスアセットD1」など、再び巡ってきたトレンドを抑えたアイテムたちも登場している。

 ウェッズのホイールラインアップは幅広く、多くの需要に応えていることを改めて実感させられる展示となっていた。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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マツダ・ロードスター(NB8C後期型)/ボルボV40 T4
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