クルマ好き……ってそこかよ! 普通のクルマオタクが絶句するレベルの「マニアすぎる」オタジャンル7選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■自動車好きのなかでもかなり強めのこだわりやマニアックな知識を持つひとびとを紹介

■クルマ選びでも人とは違うものを求める人やレアな情報を調べまくる人もいる

■特定の分野を極めると「ヘンタイ」として一目置かれる存在になれる

普通のクルマ好きからも「えっ?」と思われるマニアっぷり!

 世のなかにはありとあらゆるジャンルに「オタク」「マニア」そして「ヘンタイ」と呼ばれる人たちがいます。そもそも「オタク」「マニア」そして「ヘンタイ」の違いとは? ……に言及すると今回のテーマからは外れてしまうので別の機会にするとして……。

「クルマ界隈に蔓延る、特定のジャンルを極めた愛すべきオタクたち」にスポットを当ててみたいと思います。

マイナー車オタク

 多くの一般ユーザーの記憶からは忘れ去られつつあるクルマばかりを乗り継ぐ「マイナー車オタク」。一例を挙げると、トヨタ・ヴォルツとか、三菱カリスマとか、マツダ・アンフィニMS-9とか……(オーナーさん、元オーナーさんすみません)。クルマ好きであれば「あぁ……、懐かしいね」と、この話題だけで数時間は語れてしまうジャンルでもあります。誰もが知る王道モデルに背を向け、あえてマイノリティ路線を貫く。考え方によっては絶滅危惧種ともいえるマイナー車を自費で維持管理し、次世代へと受け継ぐ「尊敬すべきオタク」でもあるのです!

エントリーグレードオタク

 あえて簡素な、素っ気ない雰囲気すら漂うエントリーグレードを手に入れ、惜しみない愛情を注ぐ「エントリーグレードオタク」。鉄チンホイール、未塗装のバンパーに萌えてしまう種族(?)の人たちです。そこから自分の色を加えるのではなく、敢えてノーマルのまま維持するのも大事なポイント。かけそばにトッピングしたら別の食べものになってしまいます。「素」であることが是なのです。華やかな雰囲気すら漂う最上級モデルではなく、素うどんのようなシンプルさに惹かれるようになったらクルマ好きとしてもいよいよ達観の域? いや、もはやヘンタイの域に達しているかも……。

カラーコードオタク

「ボクのクルマはK7Xで、友人のクルマはK1XとD4Sで」……いわれても、さすがのクルマ好きでもすぐにはわからないかもしれません。これ、現行スバルBRZのWRブルー・パールと、クリスタルホワイト・パール、そしてクリスタルブラック・シリカのカラーコードです。自分の愛車はもちろん、興味があるモデルのカラーコードもきっちり覚え、クルマ好きの友人との会話もカラーコードで。数字とアルファベットが入り交じった謎のコード。もはや日本語の会話だとは思われないかも。下手をすると相手のクルマ好きもきちんと理解していない可能性も否定できません。

スペックオタク

 自分の愛車のスペックをきちんと把握しているかどうかも怪しいクルマ好きがいるなか、R32GT-Rのボディサイズは?「全長×全幅×全高:4545x1755x1340mm」、R33GT-Rは?「4675×1780×1360mm」といった具合に、もはやスペックを暗記している「スペックオタク」。もちろんボディサイズだけでなく、最高出力やトルクも網羅。できそうでなかなかできない、愛すべきどころか尊敬すべきオタクともいえそうです。


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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