この記事をまとめると
■日産の設立90周年を記念したモデル「90th Anniversary」が設定される
■「90th Anniversary」が設定されるのは「ノート」「ノート オーラ」「セレナ」「エクストレイル」、「キックス」の電動車7台
■カッパー色のアクセントカラーに取り入れたエクステリアと黒の色調をベースとしたアイテムが特徴
日産が誇る7台の電動車に記念モデルを用意
1933年12月、ダットサンの製造のために設立された日産(日産自動車への改称は1934年)は、これまでに数多くの魅力的なクルマを世に送り出してきた。そして迎えた2023年12月、日産の歴史はついに90年を数えるに至っている。
そんな日産は、自らの90周年を祝うべく、「ノート」「ノート オーラ」「セレナ」「エクストレイル」、「キックス」の電動車7台に90周年記念車となる「90th Anniversary」を設定することを発表した。
各モデルの主な特徴は下記の通りとなる。
日産サクラ 90th Anniversary
エクステリアにカッパーのルーフサイドステッカーをレイアウトし、カッパーストライプをデザインしたブラックのドアミラーと、さらに専用14インチブラックアルミホイールを装備する。
シートには専用素材として、高い耐久性とナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材の「テーラーフィット」を採用し、包み込まれるような乗り心地が提供される。
価格は265万8700円。
日産リーフ 90th Anniversary
カッパーのフィニッシャーが与えられたフロントバンパーと、カッパーストライプをデザインしたブラックのドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備。
インテリアでは、専用のクリスタルスエードと革のような見た目と手触りのレザレットのコンビとなるシートを採用。また、60kWhバッテリーを搭載するe+には、「インテリアアラウンドビューモニター」や「インテリジェントルームミラー」「プロパイロット」をはじめとする運転支援技術が標準装備となる。
価格は441万2100〜558万4700円。
日産ノート 90th Anniversary
マイナーチェンジしたノートをベースに、フロントのデジタルVモーショングリルをカッパー色に着色。カッパーストライプ入りのブラックドアミラーやメーカーオプションの16インチアルミホイールをブラック化して標準装備するなど、特別感を演出。
シートには「テーラーフィット」にカッパー色のステッチが施される。
価格は240万9000〜269万600円。
日産ノートオーラ 90th Anniversary
カッパー色化したフォグランプフィニッシャー、カッパーストライプの入ったブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを標準装備。
「テーラーフィット」にカッパー色のステッチが施されたシートは、ノートオーラにさらなる上質感を与えている。
価格は280万9400〜306万7900円。
日産セレナ 90th Anniversary
ラジエターグリル上部のフィニッシャーをカッパー色化するとともに、カッパーストライプ入りのブラックドアミラー、スモーククリアの16インチアルミホイールを装備。
シート地にはカッパーステッチを施したブラックの合成皮革素材を採用する。
価格は377万9600円。
さらに、全モデル共通のディーラーオプションとして、「90th Anniversary」のエンブレム入りタグがついたステッチ入りフロアカーペット、エンブレム付きプラスチックバイザーとナンバープレートリム、光の当たり方でデザインが変わるフードアクセントデカールとバックアクセントデカールを揃える。
なお、残りの2台、「エクストレイル」と「キックス」に関しては、2024年春の発表を予定している。
電動車を象徴するカッパー色をアクセントカラーとして内外装に配し、黒の色調をベースとしたドアミラーやホイールなどを装備する「90th Anniversary」。いずれのモデルも、日産の90周年を記念するにふさわしい特別感の与えられたモデルに仕上げられている。