この記事をまとめると
■ジャパンモビリティショー2023が開幕
■ホンダは新型プレリュードのコンセプトモデルを発表した
■2024〜25年の市販化を目標としている模様
ホンダが新型プレリュードのコンセプトモデルを発表
2023年10月23日、東京ビッグサイトにて開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」のプレスデーにおいて、ホンダは新型プレリュードのコンセプトモデルを発表した。
今回、ホンダは『Honda Dream Loop』というコンセプトを掲げたブースを出展。メインステージには、時間の制約から解放してくれる自動運転車両『クルーズ・オリジン』、そして限りある資源に対する回答として、アクリル樹脂を再利用した『SUSTAINA-C Concept(サステナ・シーコンセプト)』を展示した。
午前10時15分から始まったプレスカンファレンスでは、本田技研工業 代表執行役社長 三部敏宏さんが登壇。モーターサイクルに始まり、四輪車や航空機など、さまざまなモビリティの実現や発展に寄与してきた同社の歴史を振り返った。そして「ホンダの考える多様なモビリティの現在、そして未来を展示します」という言葉とともに各展示車両を紹介したが、ステージの横には、まだ1台の車両が黒いベールに包まれて佇んでいた。
すると「皆さんがホンダに期待しているものが、もうひとつあると思っています。それは、スポーツモデルです」という三部社長の言葉とともに、PRELUDE Concept(プレリュード コンセプト)が披露された。
ホンダは2022年4月に行われた「四輪電動ビジネス説明会」において、次世代のスペシャリティスポーツモデルの存在をアナウンスしていたが、このプレリュードがその車両となる。コンセプトモデルゆえ車両諸元や運動性能など具体的な数値については未発表だが、このまま市販車両と言っても納得できそうな完成度を誇る。