この記事をまとめると
■ホイールメーカーとして知られる「トピー工業」が「ジャパンモビリティショー2023」ブースを出展する
■トピー工業は新技術を「TOPY GREEN ENERGY TECHNOLOGY」を発表予定
■「TOPY GREEN ENERGY TECHNOLOGY」は、タイヤの変形によるホイールひずみで発電するという新技術
日本のクルマ業界を支えるサプライヤーの技術力
乗用車で55%、商用車にいたっては93%。これは、2023年で創業102年を迎えた「トピー工業」が作るスチールホイールの日本市場に占める割合だ。この数字の通り、スチールホイールに限れば、トピー工業が圧倒的な強さを誇っていることがわかる。
そんなトピー工業が、2023年10月28日から一般公開が始まる「ジャパンモビリティショー2023」に「明るい未来へ向けて、繋がり広がるトピーの輪」をテーマにしたブースを出展することを発表した。
当日のトピー工業のブースでは、新技術である「TOPY GREEN ENERGY TECHNOLOGY」を発表する。これは、自動車が走行する際にできるタイヤの変形によって発生したホイールのひずみを利用して発電をするという、これまでになかったまったく新しい技術。発電された電気は、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)の電池レス化などの実現に寄与し、未来のモビリティ社会に大きく貢献する。
そのほか、トピー工業のブースでは、乗用車用スチールホイール、乗用車用アルミホイール、商用車用スチールホイールなどの新製品も展示される予定となっている。
「ジャパンモビリティショー2023」では、自動車メーカーのコンセプトカーだけでなく、トピー工業のような、クルマを支えるパーツメーカーの新技術にも注目していただきたい。