今週末は富士スピードウェイの「POWER&TORQUE」に集まれ! ホンダアクセスの開発者と一緒に乗れる「実効空力体感試乗会」を人数限定で開催決定

職人が仕上げた”空力”を直に体感できる貴重なチャンス到来

 自動車メーカーには、じつに多くの開発部門が存在し、それらに所属する数百人、数千人が1台のクルマを仕立て、さまざまな試験や検査をし、ときにはプロドライバーなど、その筋のスペシャリストたちからの意見までもらってから世の中にリリースしている。

 しかし、そんなクルマたちであっても、”100%文句なしの完璧な製品”なのかと言えば、なかなかそうはいかないことも多い。実際話を聞くと「もう少しここには手を入れたかった」みたいな話は多いのだ。もちろん、普段使いをする分にはまったく問題ない領域なのだが……。

 そんな「もうちょっとこうしたかった」という痒い部分をリメイクするのが、自動車メーカーが別で用意する別働隊(アクセサリーブランド)だ。

 今回紹介するのは、ホンダ車の良さをさらに引き立てるオプションパーツを、数多くリリースする名門「ホンダアクセス」の製品。

 ホンダアクセスでは10年前から、市販車をベースとしたスペシャリティモデル「モデューロX」シリーズをリリースしており、クルマ好きや走り好きはもちろん、ドライブや買い物メインの主婦まで、幅広い層から支持されていた。

ホンダアクセスの開発者と一緒に乗れる「実効空力体感試乗会」を人数限定で開催決定

 その理由は、ドリキンの愛称で有名な土屋圭市氏を筆頭に、ホンダアクセスに所属するクルマ作りの職人たちが、「日本のあらゆる峠や路面が再現できる環境」と言われる、群馬サイクルスポーツセンター(通称:群サイ)で仕上げた足まわりと空力の良さから来る、絶品の乗り心地と安定感にほかならない。

 カスタムという面で見ればかなり地味なところではあるが、クルマの本質を磨き上げるのには無視できない箇所だ。こういったところに全力投球するのが、ホンダアクセス流といえよう。

 とはいえ、「良いのはわかったが、どこで試せるんだ?」となるだろう。試乗車が日本中どこでもあるわけではないのだから、そう思うのは当然だ。

 そんな人たちに朗報がある。

 この度、10月29日(日)に富士スピードウェイで開かれる、クルマ・エンターテイメント「AUTO MESSE REAL POWER&TORQUE」内で、ホンダアクセス主催の「実効空力体感試乗会」が開催されるのだ。

実行空力体感試乗会の風景

※写真は別イベント時のもの

 これは”試乗会”という名のとおり、「言葉の意味はわかるけど、体感しずらい」とよく言われる空力を、試乗を通じて実際に体感できるといったイベント。ホンダアクセスで実際にモデューロXをはじめとする実効空力に関する開発を行なってきた開発責任者や、それに携わった関係者たちが、ユーザーが運転する車両に乗り込み、マンツーマンでホンダアクセスが唱える「実効空力」を解説してくれるという貴重な機会なのだ。

 流れとしては、最初に空力パーツをつけないクルマに乗ってもらい、その後パーツを装着したクルマに乗り替えてもらうといった内容だ。パーツのアリ・ナシによる効果をすぐに試せる。

実行空力体感試乗会

※画像はイメージ

 クルマは、ホンダの看板車種であるN-BOX(先代)となる。箱型形状なボディな故にかなりわかりやすいとのことだ。別イベントでは、ユーザーの100%がわかるほどの効果だったという。

場所は「AUTO MESSE REAL」と同時開催される「ジャパントラックショー2023」の会場内(Aパドック内の特設テント)にて、920分から先着18組限定で募集となる。費用は無料で、参加者にはささやかな景品も用意されるとのこと。

 そのほか、シビックタイプRのホンダアクセス製アクセサリー装着車などのデモカーも展示される予定だ。

ホンダ・シビックタイプRアクセサリー装着車

 開発者と一緒に車両に乗って説明を受けられるという貴重な機会となっているので、10月29日(日)は是非富士スピードウェイに足を運んでみてほしい。


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