この記事をまとめると ■10月7〜8日、岡山国際サーキットでフォーミュラドリフトジャパンの最終戦が開催される
■競技にはWRCドライバーのカッレ・ロバンペラ選手が再び出場する
■WRC仕様のヤリスを使ってラリードライバーの勝田貴元選手がデモランも行う
今週末のフォーミュラドリフトは見逃せない! 日本が発祥と言われているモータースポーツ競技「ドリフト」。日本ではD1グランプリと並んで、アメリカ発祥のフォーミュラドリフトジャパンが開催されており、クルマ好き、モータースポーツ好きから広く認知されている。もともと人気なドリフトで戦う競技ということもあって、全国各地で行われる競技会は毎戦大盛りあがりだ。
今回紹介するのは、そんなフォーミュラドリフトジャパンの最終戦にまつわる大きなニュースだ。今回の最終戦は10月7日(土)・8日(日)の2日間、岡山県の岡山国際サーキットで開催され、ここでの勝者が今年のシリーズチャンピオンとなる注目の一戦となっている。
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今回の最終戦では、前戦の奥伊吹で2位に入ったことによって一気にシリーズランキングトップに立った#4を背負う小橋正典選手と、なんとまだ中学生だという天才ドリフター、#771を背負う箕輪大也選手がトップを奪い返し最年少チャンピオンに輝くのか、注目のバトルとなる予定だ。
そのほかにも、今年の5月20~21日にエビスサーキット西コースで開催されたフォーミュラドリフトジャパン第2戦で初参戦&初優勝を飾ったWRCドライバーのカッレ・ロバンペラ選手が出場するなど見どころたくさん。
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見どころといえば大会当日は、もうひとりのWRCドライバーが来場し、デモランを行う。それが、世界で活躍する日本が誇る実力派ラリードライバーの勝田貴元選手だ。当日は、WRCという世界の最前線で戦うGRヤリスによるド迫力のデモランを間近で見れるとのこと。
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WRCで快進撃を続けているTOYOTA GAZOO Racingのワークスドライバー2名の走りが生で見れる貴重な機会となるので、このデモランは必見だ。
勝田選手がデモランを行うスケジュールは以下となる。
10月7日(土)11:40〜11:50
10月8日(日)11:30〜11:10
※1日各1回
フォーミュラドリフトジャパン最終戦は、お得な前売入場券がCNプレイガイド、セブンチケットおよびセブンイレブン、ファミリーマートの各店頭およびローソン店頭のLoppiにて絶賛販売中なので、ドリフト好きやクルマ好きは今週末、ぜひ岡山国際サーキットへ足を運んでもらいたい。
チケットはこちらから https://formulad.jp/news/20230824/
勝田貴元選手とは
1993年3月17日生まれ、愛知県出身。11歳でカートデビューし、20歳で全日本F3選手権シリーズ2位を獲得。レース活動と並行して2012年から全日本ラリー選手権にもGT86でスポット出場を開始し、2014年はJN5クラスで初優勝。2015年からTGRラリーチャレンジプログラム(現WRCチャレンジプログラム)の育成ドライバーとしてラリーに専念することになり、海外に進出。
2016年からWRC2へのスポット出場を開始し、2017年ラリー・イタリア・サルディニアのWRC2クラスで3位となって初めて表彰台に立ち、2018年のWRCラリー・スウェーデンではWRC2初優勝。2020年はヤリスWRCで5戦に出場。2021年は開幕から6戦連続でトップ6に入り、サファリ・ラリー・ケニアでは2位に入り初の表彰台を獲得。
2022年はTGR WRT Next GenerationからGR YARIS Rally1 HYBRIDで全戦に出場。サファリ・ラリー・ケニアと、最終戦ラリージャパンでは総合3位で表彰台に立ち、ドライバー選手権5位を獲得。2023年は、TOYOTA GAZOO Racing WRTに昇格し、WRCに参戦中。
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