このご時世にリッター10km以下! 燃費は悪くても魅力あふれるクルマ4選

実燃費では5km/Lレベルのクルマも!

 最近は右を見ても左を見ても省燃費をうたったクルマたちが多く見受けられる。もちろん少ない燃料で長い距離を走ることができるのは素晴らしいことであるが、「燃費が悪いクルマ=悪」ということでは決してない。そこで今回、燃費は悪いけど魅力的なクルマたちをご紹介しよう。

①日産GT-R(R35型)
カタログ燃費:8.6-8.8km/L

 日本が世界に誇るスーパースポーツであるGT-R。一機一機が「匠」の手によって組み上げられるVR38DETT型エンジンは現行モデルで570馬力を発生させる。

そんなGT-Rのカタログ燃費は8.6~8.8km/Lとなっているが、じつはこれ、初期型に比べて良化していることをご存知だろうか? 2007年に登場したときは最高出力480馬力ながらカタログ燃費は8.2km/Lだったのだ。つまりGT-Rは超一流のスペックを誇りながらも、環境性能もアップさせているモデルなのである。

②トヨタ・ランドクルーザー(200系)
カタログ燃費:6.7-6.9km/L

 こちらもGT-Rと同じく日本が世界に誇れる1台と言っても過言ではないであろうクルマ、それがランドクルーザーだ。道なき道もガンガン進むほどの走破性を持ちながら高級車に匹敵する、いやそれ以上の高級感あふれる内外装を持ち合わせた同車は国内外のセレブリティに愛されている。

搭載されるエンジンは4.6リッターV8の1UR-FE型だ。また2015年からは兄弟車となるレクサス・LXも日本に導入され、こちらは5.7リッターV8の3UR-FE型が搭載され、カタログ燃費は6.5km/Lとなる。

③スバル・WRX STI(VAB型)
カタログ燃費:9.4km/L

 もはや希少となった2リッターターボ×4WDの組み合わせに普段使いも可能な4ドアボディというパッケージを持つWRX STI。

多くのファンを魅了する水平対向4気筒のEJ20ターボエンジンは308馬力/43.0kg-mという数字をマークしている。すでに現行型は新規受注を終了しており、在庫のみの販売となっているため、気になる人は早めの行動をオススメしたい。

④トヨタ・アルファード/ヴェルファイア(30系ガソリンエンジン車)
カタログ燃費:9.1~9.5km/L

 新型のルックスには賛否あるものの、やはり乗ったときの快適性は頭一つ抜け出ていると言わざるを得ないのが現行アルファード/ヴェルファイアだ。

ハイブリッドや2.5リッターモデルも存在するが、やはり余裕の動力性能を見せてくれる3.5リッター2GR-FE型エンジンを搭載したモデルは魅力的。フル乗車した状態での長い登り勾配でもスルスルと加速していく感動は一度味わっておきたいもの。もちろんフル乗車での燃費悪化は避けられないが……。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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