この記事をまとめると
■MINIに特別仕様車「シャドー・エディション」が設定された
■ロンドンのナイトシーンをイメージしたブラックとシルバーのコントラストが魅力
■3ドアハッチバック100台、5ドアハッチバック100台、計200台の限定モデル
ブラックとシルバーのコントラストがクールな特別仕様車
誰がどこから見てもひと目でわかる特徴的なスタイリングとキャラクターで、ライフスタイルを楽しむ人たちに愛されるMINI。3ドアと5ドアのハッチバックとコンバーチブル、クラブマン、クロスオーバーと多彩なモデルバリエーションを取り揃えているのも人気の秘密だ。
そんなMINIの基幹モデルにして基本形のハッチバック(3ドア/5ドア)に、「シャドー・エディション」が登場した。この「シャドー・エディション」は、クーパーSをベースに、専用ボディカラーとハイグレードな装備を設定した特別仕様車となる。
エクステリアは、ミッドナイト・ブラックのボディカラーに専用のシルバー・ルーフのコンビネーション。標準のクロームパーツをピアノ・ブラックに加飾することでシックな雰囲気を演出している。ホイールには、専用の17インチ・シザースポーク2トーンを採用し、シャープなデザインが特別仕様車のスポーティな世界観を強調する。
ボンネットとフロントフェンダーにはグラフィックを大胆に配した。これは、ロンドンのナイトシーンにインスパイアされたものであり、光と影に彩られるロンドンの夜を、見る角度によってブラックからシルバーに変化する特殊加工のグラフィックが見事に表現している。
インテリアは、エクステリアに合わせてブラックトーンに統一したものとなる。シートはレザレット・シート・カーボン・ブラックで、内張りはアンスラサイトを標準設定。ダークな室内空間と、ドア・シルに施された専用デザインが、エクステリアとの統一感を演出する。インテリアサーフェスにも「Shadow Edition」のレタリングが入れられ、限定車であることをアピールする。
そのほか、MINIシャドー・エディションは、高いデザイン性だけでなく、安全装備や運転支援機能も充実しているのも特徴で、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニング機能を標準装備。アクティブ・クルーズ・コントロールやパーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リヤ)やパーキング・アシストなども備え、安全性にも万全を期す。さらに、MINIナビゲーション・システムやAppleCarPlay、MINI APP接続など、インテリジェントなコミュニケーション機能も多数装備している。
MINIシャドー・エディションは3ドアが467万円、5ドアが479万円で、各100台ずつ、日本全国200台の限定発売となる。
ロンドンのナイトシーンのエネルギッシュなイメージとMINIのポップで明るいキャラクターは、一見ミスマッチにも思えるが、この特別仕様車「シャドー・エディション」が、それが間違いであることを教えてくれる。ポップにもクールにもなれるMINIは、やはりライフスタイルを楽しむ人たちすべての味方だった。