バービー氏はまさかの超絶セレブだった! ロールス・ロイスからF1マシンまで「愛車遍歴」がヤバすぎる!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■世界で人気のバービーの愛車として、さまざまなクルマが紹介されている

■愛車としてもっとも多く登場しているのはシボレー・コルベット

■フェラーリのF1マシンも所有していたことになっている

実写化が話題のバービーの愛車がブッ飛んでいた

 1959年に誕生して以来、世界150カ国以上で販売されているバービー人形。スラリとしたボディにロングヘアの美女というイメージですが、じつは早くから人権の平等を支持して黒肌の人形を仲間に加えたり、ぽっちゃり体型、低身長といった多様性を支持するバービーも登場しているのだとか。

 そして、「あなたは何にでもなれる」というテーマのとおり、びっくりするくらいの行動力と野心の持ち主! なんたって、まだ女性が銀行口座を持つことさえ不自由だった1962年に、女性の代表として最初にマイホームを購入。人類が月面着陸する4年も前の1965年、いち早く宇宙飛行士に。1985年には“見えない壁”を壊すためにCEOに就任し、まだ当選していないけど大統領選挙に6回も立候補しているんです!

 そんなスーパーウーマンのバービーは、愛車遍歴もハンパなくすごいものでした。膨大な数すぎてすべては調べ切れていないのですが、まずバービーの代名詞的存在の愛車となっているのが、シボレー・コルベットです。それも、1956年式のピンクのコルベット・コンバーチブルが有名。とはいえ、バービーがデビューしたのが1959年だったので、これは中古車を購入したのでしょうか?

 でもその後も、確認できるだけで1970年代のC3型スティングレイ、1980年代C4型コルベット、1997年から2000年式程度と思われるC5型のコルベットと乗り継ぎ、2019年のバービー誕生60周年記念モデルとしてもコルベットが登場しているので、バービーはかなりのコルベット好きといえます。

 その次に古いのは1957年式のシボレー・ベルエア。こちらもコンバーチブルで、鮮やかなエメラルドグリーンのボディと、高く突き出したテールフィンが古き良きアメリカ車を物語っています。同じく1950年代のキャディラック・ドゥビルも存在し、V8エンジンをボボボと響かせて走り去るバービー、さぞカッコ良かったでしょうね。

※写真はイメージ

 そして1960年代に入ると、ヨーロッパ車にも食指を広げるエンスーなバービー。1962年のオースチン・ヒーレー3000 Mk.2やメルセデス・ベンツSLにも乗っていたようです。速くてかっこいいスポーツカーが好きなんですね。

※写真はイメージ

 と思いきや、1971年に初めてのキャンピングカーをご購入。テントや寝袋を積んで、アウトドアへ冒険に出かけていたといいます。

 その後もずっと、キャンピングカーはバービー家の定番として受け継がれ、現在も「ドリームキャンパー」という名前で愛車に残っています。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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