この記事をまとめると
■西部警察ファンの筆者が聖地巡りを実施
■納車されたばかりのカローラセダンで移動した
■行先は福島県及び山形県
西部警察ファンの筆者が聖地巡礼
生粋のファンのみなさんから見たらまだまだ半人前かもしれないが、自他ともに認める西部警察ファンの筆者は時間ができては、そのロケ地(おもに地方ロケシリーズ)、つまり聖地巡りを行っている。過去に北海道や福岡県、愛知県、静岡県などを訪れていたのだが、今回は改良後のトヨタ・カローラセダンが納車されてまだ間もないこともあり、慣らし運転もかねて福島県及び山形県へ出かけ聖地巡りを行った。
首都圏を出発し、東北自動車道をひたすら北上、郡山ジャックションで磐越自動車道に入り、会津若松IC(インターチェンジ)で降り、国道121号線に入り山形県米沢市方面に進んだ。山間部に入ると日中ダム入口の看板が見えてきた。ここは全国縦断ロケ第五弾として、パートIII 第9話「白銀に消えた超合金X!-福島・前編-/第10話「雪の会津津山決戦!-福島・後編-」で放映された際に使われ、その際クライマックスにおいて大門軍団と悪の組織との壮絶な闘いが繰り広げられ、最後にダム近くにあった敵のアジトが壮絶な爆破を遂げるというシーンが撮影された場所。パートIIIのオープニングでもアジトの爆破シーンが使われていた。
日中ダムは福島県喜多方市にあり、一級河川である阿賀野川水系となる押切川にあるダムで、喜多方市の上水道の取水及び発電を目的に1992年から運用開始されている。つまり、西部警察のロケ地として使われたころは工事中ということになる。
国道121号から少しはずれた場所に日中ダムはある。薄暗いトンネルを抜けると、ダムが見えてきて、その脇には観光客向けと思われる駐車スペースとちょっとした休憩スペースがあった。クルマを降り対岸に目を向けると、敵のアジトが建設されていた場所らしきものが目に入り一気にテンションが高まった。いまはアジトのあった場所は公園として整備されているようだ。しばらくすると、“西部警察ファン”らしき複数のグループの人が入れ替わるようにやってきてはアジトのある場所を眺めて日中ダムを後にしていた。